物価高で集まりにくく…「フードドライブ」 夏休みは需要増「缶詰め1個からでも協力を」
学校給食がなくなる夏休みを前に、長野県庁などで10日から「フードドライブキャンペーン」が始まりました。物価高で集まりにくい状況もあり、協力を呼びかけています。 生活に困っている人のため家庭で眠っている食品などを集める「フードドライブ」。 夏休みに入ると学校給食がなくなり需要が高まるため、県庁などで一斉に始まりましたが…初日の朝は持ち込む姿が見られませんでした。 物価高が続く中、各家庭で購入する量が減るなどし、集まりにくくなっているといいます。 県が2023年末に行ったフードドライブでは、約6800キロが寄せられました。ただ、おととし暮れには約1万3800キロが寄せられていて、量は半分以下にとどまりました。 県こども若者局次世代サポート課 白鳥風美さん: 「(各家庭で)日々の生活を工夫している中、別の誰かに寄付すること自体が難しくなっているのかと思います。缶詰1個からでもいいので気軽に協力をお願いします」 夏休み前の「フードドライブキャンペーン」は7月12日まで、長野県庁や合同庁舎など県内11ヵ所で受け付け、「信州こどもカフェ」などで提供されます。
長野放送
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