楽天ドラフト1位明大・宗山塁、優勝決定戦に向け「もう1試合野球ができることが本当にうれしい」
早大が慶大に勝ち点を落とし、明大と勝ち点4で並んだため、12日(午後1時・神宮)、東京6大学野球連盟として14年ぶりに優勝決定戦が行われることが決まった。 楽天ドラフト1位の明大・宗山塁内野手(4年=広陵)は、優勝決定戦の実現を信じ、この日も室内練習場で打撃練習を行っていた。「わずかな希望だったんです。もう1試合、野球ができるということは本当にうれしい。本当に低い確率だったんです」と、喜びと驚きを口にした。「もう1試合、田中監督と野球ができる。万全の調整をして臨みたいです」。すでに今季で退任を発表している田中武宏監督(63)と最後になるかもしれない試合に、気持ちを込めた。