【家計急変】夫が失業しそうです。収入がガクンと落ちますが、世帯収入が300万以下になったら子どもたちの高校・大学は「無料」になるのでしょうか?
家計急変の就学支援を受けたい場合の注意点
家計急変で修学支援や奨学金を利用できるといっても、条件は限られています。例えば、生計を維持している方が病気などやむを得ない理由で退職した場合は利用できますが、自主退社した場合は認められないケースもあります。 家計が急変して世帯年収が下がったからといって、無条件で利用できるわけではないことを理解しておきましょう。 また、大地震や水害など大規模な被害が出た天災に巻きこまれ、住んでいる家や就業している会社が失われた場合は、自治体が独自に修学支援を行うケースもあります。天災で生計を維持している方が亡くなったり仕事を失ったりした場合は、自治体からのお知らせもチェックしてみてください。
家計が急変しても落ち着いて、受けられる修学支援を探そう
家計が急変した場合、高校や大学の学費が払えなくなる可能性があります。高校や大学は義務教育ではないため、学費が払えなければ退学するしかないと思い詰めてしまう方もいるでしょう。 しかし、現在は文部科学省や日本学生機構、大学・高校・専門学校や自治体などが、修学支援を行っています。学費が払えなくなったからといって慌てることなく、まずは利用できる可能性がある修学支援を探してください。また、高校・専門学校・短大・大学などでも相談窓口がありますので、ぜひ利用してみましょう。 出典 文部科学省 高等学校等就学支援金制度(家計急変支援) 日本学生支援機構 家計急変採用-給付奨学金(返還不要)の申込み方法 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部