大阪府・吉村知事が定例会見8月5日(全文2)このタイミングでの発表「府民への呼び掛けは私の仕事」
大阪府の吉村洋文知事は5日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「大阪・吉村知事「ポピドンヨードのうがい薬で、新型コロナの感染予防効果が立証されたわけではない」(2020年8月5日)」に対応しております。 【動画】大阪・吉村知事「ポピドンヨードのうがい薬で、新型コロナの感染予防効果が立証されたわけではない」 ◇ ◇
研究段階で呼び掛けたのは適切か
産経新聞:最後に1点なんですが、行政が研究の進行段階でうがいを呼び掛けたことについて、適切だったかという点についてお願いします。 吉村:研究の進行段階は、5月から進行してます。この第1次研究というのは7月31日にいったん完了しましたので、研究の終了、1次研究は終了しているという認識です。今回の、実は5月の当初からこの話を松山先生からもらいました。そのときに、これ本当に5月の当初、緊急事態宣言を延長するかどうかぐらいのあの時期でしたけれども、どうもこのポビドンヨードを使ったうがい薬を使用している方の、当時はPCRの退院の陰性、確か基準あったと思うんですけど、陰性になるスピードが速いと思われると。これはちょっと本格的に実験を、実験というか、研究をしたいと。ついては大阪府に協力をお願いしたいと。
研究自体は7月31日でいったん終了
つまりホテル療養の方、これ先ほども言ったかな。軽症の方が対象です、もちろん。中等症とか重症になった方が対象じゃなくて、軽症、無症状が対象です。軽症、無症状の方が入っている、ホテル療養されている方にぜひ研究させてもらいたいという話がありました。僕はそれもやるべきだという判断をしまして、あとはいろんな研究するための倫理委員会というんですかね。ちょっと僕、手続きそこまで詳しくないですけど、いろんな計画書を立てて、委員会を経て、いろんな手続きを経て、ホテルでやるということが決まりました。その結果が7月31日までにまとめるということで、今回それが、先ほど申し上げた研究成果というのが出たというふうに思っています。 松山先生からも少し話があったのが、ある意味、これは研究者とすれば、これは論文化して自らの成果というか、そういうのにして、そして進めていくというのが普通のやり方だけれども、こうやってポビドンヨードを使ったことによって、普通のうがいじゃなかなかコロナは取れないといわれていますが、コロナが殺菌されて、これだけ明確な陰性が出てくるということについては、やはりできるだけ早く共有をしたいと。府民の皆さんにもお伝えしたいという話でした。府民の皆さんにお伝えしたいというのは当然僕の話でもありますけども、松山先生もできるだけ早くこれは、自分の論文化というよりは、この感染状況の中でこの事実をやっぱり広く研究成果を、自分の成果にならなくても発表してもらったほうがいいんじゃないかという話がありました。 なので僕自身も、じゃあこれを発表していきましょうと、これ発表しましょうということで発表し、そして先ほど申し上げた重症化予防の効果、検証はこれからやるということですけれども、感染拡大防止の観点からの呼び掛け、これは松山先生じゃなくて政治家である私の仕事だというふうに思ってますから、府民への呼び掛けは私の仕事です。松山先生の仕事ではありません。ですので、これは共同で発表していきましょう、そういうことになったということです。なので研究自体は、第1次研究は5月の上旬から始まって、もうすでに7月31日でいったん終了していると。その研究結果に基づいて府民の皆さんに呼び掛けをした、そう考えています。 産経新聞:ありがとうございます。 司会:次のご質問お願いします。