PRで企業やブランド向上支援、自治体の海外PRも 原口博光・Enjin COO
── 今後業績を伸ばすために考えていることはありますか。 原口 25年5月期いっぱいかけて新しい中期経営計画を策定する準備を進めています。PRの領域であらゆる価値を可視化するような新しいサービスを他に作ることができないかと考えています。 (Interviewer:岩崎誠・週刊エコノミスト編集長) ◇横顔 Q これまで仕事でピンチだったことは A かつて上場企業(タイルメーカーのダントーホールディングス)の社長に就任したころ、東日本大震災が発生。震災からの立て直しに奔走したこと。 Q 「好きな本」は A 黒木亮さんの『トップ・レフト』。大学生の時、世界で働くとはこういうことかと気付いた。以来、黒木さんの作品はすべて読んでいる。 Q 休日の過ごし方 A 冬は一緒にスキーをしたり、息子との時間を大事にしている。 ==================== 事業内容:企業や自治体のPR活動の支援 本社所在地:東京都中央区 設立:2007年3月 資本金:9億円 従業員数:168人(2024年5月末、連結) 業績(24年5月期、連結) 売上高:32億円 営業利益:10億円 ==================== はらぐち・ひろみつ 1978年生まれ、埼玉県出身。私立 攻玉社高校卒。東京大学法学部卒。2003年4月経済産業省入省。11年ダントーホールディングス社長。デロイトトーマツアンカーマネジメント・ディレクター、三井農林執行役員を経て23年8月Enjin取締役、24年8月よりEnjin COO(最高執行責任者)。46歳。