ガソリン補助、12月から縮小 価格は月5円上昇へ 政府案
政府は14日に自民党へ示した総合経済対策案に、ガソリンの価格高騰を抑制するための補助金を12月から段階的に縮小する方針を盛り込んだ。 レギュラーガソリン1リットル当たりの店頭価格は月約5円上がり、来年1月にも185円程度に上昇すると見込まれる。 現行制度は、政府が基準価格とする168円を超えると185円までは上昇分の6割を補助し、185円を上回る部分は全額補助している。これにより、価格は175円程度に抑え込まれてきた。政府は185円以下の補助率を12月に半減させ、来年1月には廃止。その後、185円超への補助も3分の1ずつ減らしていく考えだ。