歴代GOATたちを全盛期で比較…ランキング1位はジョーダン、レブロンは4位
4位:レブロン・ジェームズ
期間:2008年~2013年 レギュラーシーズン成績:27.8得点、7.6リバウンド、 7.3アシスト プレーオフ成績:28.3得点、8.9リバウンド、6.4アシスト 受賞歴:NBAタイトル × 2、ファイナルMVP × 2、MVP × 4、オールスター × 5、オールスターゲームMVP × 1、オールNBAファーストチーム × 5、オールディフェンシブファーストチーム× 5、オリンピック金メダル × 1 『HoopsHype』のGOATランキングで2位にランクインするレブロンだが、自身が所持するシーズンMVPを全て獲得した時期にもかかわらず、5シーズン限定のランキングではその順位が4位にまで下落する。 キングはキャリアを通じてスタッツにムラのない一貫性をもった唯一の選手だが、2008年以降の5年間は身体能力のピークであると同時に、周囲に影響力を与え、勝ち方を心得た時期だった。2012年と2013年には、当時所属のマイアミ・ヒートに球団が獲得した3つのチャンピオンリングのうち2つをもたらしており、世間から大きな批判を浴びたヒートへの移籍を結果で黙らせた。 その後、レブロンは故郷クリーブランドへと戻り、キャバリアーズにタイトルをもたらし、現所属のロサンゼルス・レイカーズでも優勝を経験するわけだが、ヒート移籍を決断した2010年の“The Decision”の前後は自他共に認める同選手の絶頂期だった。
5位:シャキール・オニール
期間:1997年~2002年 レギュラーシーズン成績:28.2得点、12.0リバウンド、3.1 アシスト プレーオフ成績:29.7得点、13.5リバウンド、2.9アシスト 受賞歴:NBA タイトル × 3、ファイナルMVP × 3、MVP × 1、オールスター × 5、オールスターゲームMVP × 1、オールNBAファーストチーム × 4、オールNBAセカンドチーム × 1、オールディフェンシブセカンドチーム × 2 ポジション別では常にその名前を見かけるものの、GOAT論争でシャックが5位以内に選出されるランキングはほぼないだろう。 レイカーズといえば史上最高のフランチャイズプレーヤーであるコービー・ブライアントのイメージが色濃いものの、スリーピートを達成した2000年からの3年間はシャックの存在感が一層際立っていた。 この時期のディーゼルは文字通りアンストッパブルな存在であり、万物を弾き飛ばす圧倒的なフィジカルと、その巨漢からは想像もできないテクニックの掛け合わせにより、対戦相手は理不尽なファウルでしかシャックを止めることができなかった。 シャックは1997年から2002年の5年間で3度の優勝およびファイナルMVPの受賞のほか、2000年には得点王、そしてその全ての期間でフィールドゴール成功率1位に輝いている。だが、そんなシャックが、当時のライバルだったサンアントニオ・スパーズのティム・ダンカンに対して「唯一倒せなかった選手。彼がGOATという意見には俺も同意する」という賛辞を送っていることも忘れてはならない。 文=Meiji
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