染川歓多選手

　◇「チームのため」を意識　染川歓多（そめかわ・かんた）選手（１年） 　昨秋の中国大会などでは代打で４打点を記録。バスターエンドランに自信がある。 　チームのムードメーカーで盛り上げ役だ。チームのために役立てることを積極的に探すよう意識している。「レギュラー争いもあるが、出られなくてもベンチからの声掛けやグラウンドの整備をする。代打で出る時は自分が打って、チームを勝たせるプレーをする」と意気込む。 　好きな言葉は「凡事徹底」。中学時代の野球部の監督から、当たり前のことを徹底すれば結果につながると教えてもらった。落ちているごみを拾う、靴を並べるなど日ごろの生活を野球の神様が見ているし、野球の結果につながると信じている。クラスでは体育委員を務めている。 　◇恐れず目標に突き進む　松尾勇汰（まつお・ゆうた）選手（１年） 　普段はリリーフとして活躍しているが、昨秋の中国大会決勝では先発を任された。「まずは１勝し、ベスト８の続きを戦いたい」と２０１８年夏の甲子園でチームが残した成績を超えるべく、投球術に磨きをかけている。 　幼いころから野球とサッカーをやっていて、小学４年生の時に野球を選んだ。そのころから投手一筋で、今はストレート以外に、スライダー、カーブ、フォーク、ツーシームを練習中。１９日のセンバツ開幕までにツーシームを仕上げることが目標だ。 　好きな言葉は親から教えてもらった「勇往邁（まい）進」で、グラブに刺しゅうを入れている。甲子園でも恐れることなく目標に向かい、ひたすら突き進んでいきたい。＝選手紹介おわり 〔山口版〕