〔ロンドン外為〕円、150円台後半(4日正午)
【ロンドン時事】4日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、日銀の利上げ観測が後退する中、円売り・ドル買いが優勢となり、1ドル=150円台後半に下落した。正午現在は150円84~94銭と、前日午後4時(149円11~21銭)比1円73銭の大幅な円安・ドル高。 日銀が今月の金融政策決定会合で追加利上げを実施するとの観測が後退したことで、円売り・ドル買いが進行した海外市場の流れを引き継いだ。時間外取引で米長期金利が上昇したことも、円を押し下げる要因になった。 対ユーロは1ユーロ=158円46~56銭(前日午後4時は156円82~92銭)と、1円64銭の大幅な円安・ユーロ高。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.0500~0510ドル(同1.0512~0522ドル)。 ポンドは1ポンド=1.2675~2685ドル(同1.2656~2666ドル)。