侍ジャパン・井端弘和監督、日本シリーズMVP男・桑原将志を1番起用「今、最も旬」 13日初戦のプレミア12でもMVP期待
野球日本代表「侍ジャパン」の井端弘和監督(49)が7日までにサンケイスポーツのインタビューに応じ、13日にオーストラリアとの1次リーグ初戦(バンテリンドーム)を迎える国際大会「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」への思いを語った。セ・リーグ3位から下克上で日本一に輝き、8日に合流する予定のDeNA・桑原将志外野手(31)、佐野恵太外野手(29)、牧秀悟内野手(26)に期待を寄せた。(取材構成・武田千怜、樋口航、中屋友那) 【写真】スーパーキャッチだ!桑原将志、ソフトバンク止めた気迫ダイブ --宮崎での事前合宿を終え、日本の大会初戦が行われる名古屋入りした。いよいよ連覇への挑戦が始まる 「当然、世界一になるのが目標。本当に優勝しかないと思っています。国際試合は初戦で苦労する。初戦をうまく切り抜けられたら、選手も(本来の)動きが出てくると思うので、とにかく初戦は何が何でも勝ちたいです」 --8日には日本シリーズを戦ったDeNA、ソフトバンクの4選手が合流する。ようやく28人の侍戦士がそろう 「全員がそろうと、選手の雰囲気もガッと変わる。完全にスイッチが入って、名古屋でもう一段階、上がってくるんじゃないかな」 --日本一に輝いたDeNAの選手たちは勢いがある。特に、辞退した万波(日本ハム)に代わって追加招集された桑原は日本シリーズで、全6試合に1番打者で出場し、打率・444の活躍。日本一に貢献し、MVPを獲得した 「今、最も旬の選手なので。もう本当に、あのままの活躍をしてくれればありがたい。日本シリーズでMVPになったので、『日本シリーズの次は〝世界シリーズ〟(のMVP)だ!』くらいの気持ちで来てほしいですよね」 --貴重な右打者で、ガッツあふれる守備も魅力の一つ。日本シリーズでも、ダイビングキャッチを決めるなど攻守で奮闘した 「外野のいろんなところを守れるのは、ありがたい。左打者が多い中の右(打者)というところで、十分、スタメンも考えている。1番バッターというところでも。いい選手が補充できたと思います。ましてや(日本シリーズで)この活躍をしてくれているので」 --村上(ヤクルト)や岡本和(巨人)が不在の中、昨春に世界一となったWBCメンバーの牧への期待は