侍ジャパン・井端弘和監督、日本シリーズMVP男・桑原将志を1番起用「今、最も旬」 13日初戦のプレミア12でもMVP期待
「当然、(打線の)中軸ですしね。何も心配していない。人一倍、試合に出ていますので、コンディションを見ながら、ポジションや、打つところを決めないと、とは思っています」
--昨年11月の「アジアプロ野球チャンピオンシップ」では、リーダーシップも発揮した
「やっぱり、チームを引っ張れますしね。役職じゃなくても、昨秋はチームが自然と彼中心になったので。いるといないのとでは大きな違いがあると思います」
――若い選手が多く名を連ねる中、佐野(DeNA)は29歳で初代表
「佐野選手は初対戦の投手でもどんどんいけるバッター。交流戦をチェックしていたら、結構、ボールを見る選手が多い中、彼だけはどんどん振れる。技術と思いきりの良さがあり、すごく期待しています」
――2019年大会に続く連覇へ
「一人でも多く、大きな飛躍になる大会にしてほしい。それが来年以降の強い日本には欠かせない選手になることにつながる。選手は何か一つでもつかんでこの大会を終えてくれればいい」
■24歳・森下に絶対的信頼「不思議な力が」
村上、岡本和が不在のチームで、牧とともに中軸候補に挙がるのが24歳の森下(阪神)だ。井端監督が日本代表の指揮官に就任後は毎回、侍ジャパンに招集されている。指揮官は「彼には不思議な力があると感じている。逆境のときに彼だったら何か事を起こしてくれるという期待を持てるバッター。日本の中では数少ないバッターなのかなと思っている」と絶対的な信頼を寄せた。