ふわもふになったおこめくん

「温めたら膨らみました」 そんなコメントとともに公開された愛猫のビフォーアフター写真が、2.6万人を驚かせています（2024年4　月30日時点）。投稿したのは、飼い主のXユーザー@okomechan0305さんです。 【写真】シャンプー後（左）とドライヤー後（右）のおこめさんのビフォーアフター 写真に写っているのは、長毛種の猫として知られるラグドールの男のコで3才（取材当時）の「おこめ」くん。普段、飼い主さん家族からは「おこめ」さんと呼ばれています。 1枚目の写真は、シャンプーを終えタオルドライをし、ほっそりとしたおこめさん。2枚目は、ドライヤーで被毛を乾かし、コームで毛をとかして毛玉のようにふっくらとしたおこめさんの姿が写っています。 飼い主さん： 「毛をとかしている間、『うにゃうにゃ』と文句を言っていました。シャンプー開始から1時間半を超えなければ、比較的、おとなしく乾かされてくれる自慢のいい子ちゃんです（弊宅比）」 大変身を遂げたおこめさんの姿を目にした人たちから、「ふわふわもふもふ～」「もはや別人」「こんなに膨らむのね」「温めたら膨らむ、なんて……愛ですか？」「お疲れ様です！　劇的ビフォーアフター！」など、驚きのリプライ（返信）が寄せられています。 すっかり麗しい姿になったおこめさんを見た飼い主さんは「かわいい！」とうっとりしたそうですよ。 飼い主さん： 「シャンプー時に私もおこめさんも写真を撮るだけの余裕がでてきてから、記録として毎回、写真を残すようにしています。今回は成長して体格が良くなり、寒さで増えた被毛も相まって、特に『おいしそうなもふもふちゃんになってるなあ』と撮影した写真を見てにやにやしてしまいました」

おこめくんと築いた信頼の絆　飼い主さんが幸せを感じる瞬間とは？

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シャンプー中のおこめくん

透明のボウルにすっぽり収まるおこめさん

このあと、当のおこめくんは大仕事を終えたかのように「やれやれ！」といった様子だったそう。美しくグルーミングされた被毛を気にする素振りもなく、少しふてくされたような態度を見せていたものの、ご褒美をもらってすっかり機嫌を直してくれました。 飼い主さん： 「いつもシャンプー後は『もうブラシは勘弁！』と人間から離れたがるのですが、このときは寒かったからかめずらしくくっ付いていました。さわりごこちは、シャンプー前に増してふわっふわのもこもこのさらさら！　特に、寒い時期は、冬毛で毛量が増えるので役得だなあと。洗い立てのもふもふをいつもより堪能させていただきました！」 普段のおこめさんは、とても温厚で、抱っこをしてほぼ暴れることないお利口さん。運動は苦手で、無理をしてジャンプすることもありません。そのため、ごくたまにおもちゃで遊んでいるとき、勢いあまって宙返りしたときは「うちに猫がいる！」と飼い主さんは感動することもあるそうです。 飼い主さん： 「愛くるしい見た目、どっしりとした重厚感、青空のように輝く美しい瞳……。魅力的なところはたくさんありますが、文句を言いながらもシャンプーやブラッシング、爪切りなど、本当は嫌であろうことにも協力してくれるところが、とても健気だなと思います。お世話をされるおこめさん、お世話をする人間ともに少しずつ対応力や技術力が上がってきて、信頼し息が合ってきたと感じられる瞬間がとても愛おしくて……。ご褒美をあげながら、猫と暮らす飼い主さんたちが『うちの子、かわいい！』と感じるのはこういうことなのかもしれないと感じています。おこめさんは、生きがいです」 また、おこめさんのシャンプー姿を投稿したことについて、飼い主さんは「おこめさんのような長毛種の猫は、生活上の安全や健康のためにシャンプーが必須な場合があります。おこめさんがシャンプーをする様子を見ていただくことで、猫の毛玉やお手入れに悩む飼い主さんにとって何らかの一助になれると良いなと思いました」と語ってくれました。 イケニャンぶりに、ますます磨きがかかったおこめさん。また、麗しい姿を披露してくれる日もそう遠くないでしょう。 写真提供・取材協力/@okomechan0305さん/X（旧Twitter） ※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。 取材・文/佐東みかん