『シビル・ウォー アメリカ最後の日』で注目のケイリー・スピーニーが語った「父を知らなかった幼少期、そして今の私」
●ケイリー・スピーニー 1998年7月24日、アメリカ・ミズーリ州生まれ。2008年公開の映画『パシフィック・リム:アップライジング』のヒロイン役として抜擢され長編映画デビュー。同年公開の『ホテル・エルロワイヤル』『ビリーブ 未来への大逆転』にも出演し、一躍有望な若手俳優として注目を集める。2020年はアレックス・ガーランド監督のテレビシリーズ『DEVS/デヴス』、映画『ザ・クラフト:レガシー』に出演。2021年、主演作『プリシラ』でヴェネチア国際映画祭最優秀女優賞を受賞したほか、ゴールデングローブ賞の主演女優賞にノミネート。現在公開中の『エイリアン:ロムルス』でも主役の座を射止めている。
■『シビル・ウォー アメリカ最後の日』 米国で起きる内戦を描くディストピア・アクション。連邦政府から19もの州が離脱したアメリカ。テキサスとカリフォルニアの同盟からなる“西部勢力”と政府軍の間で、激しい武力衝突が繰り広げられていた。「国民のみなさん、我々は歴史的勝利に近づいている――」。就任 “3期目”に突入した権威主義的な大統領はテレビ演説で力強く訴えるが、ワシントンD.C.の陥落はもう目前。ニューヨークに滞在していた4人のジャーナリストは大統領に単独取材を行うため、ホワイトハウスへと向かう。だが戦場と化した旅路を行く中で、内戦の恐怖と狂気に呑み込まれていく。A24が史上最大の製作費を投じ、2週連続で全米第1位を獲得するなど、大ヒットを記録中。監督・脚本/アレックス・ガーランド。出演はほかに、キルスティン・ダンスト、ワグネル・モウラ、スティーヴン・マッキンリー・ヘンダーソンなど。配給/ハピネットファントム・スタジオ PG12 ©2023 Miller Avenue Rights LLC; IPR.VC Fund II KY. All Rights Reserved. 現在公開中。
文/川口ミリ 編集/森本 泉(Web LEON)