Sky、クライアント運用管理ソフトの最新版「SKYSEA Client View Ver.20.1」を販売
Skyは、クライアント運用管理ソフトウェアの最新版「SKYSEA Client View Ver.20.1」の販売を12月16日に開始した。 最新版は、スマートフォンやタブレット端末の運用管理を支援する「モバイル機器管理(MDM)」機能で、端末の初期設定や端末使用者によるアプリの導入をスムーズに行えるように強化し、iPhone/iPadの効率的な端末管理の実現をサポートする。そのほか、ウェブアップロードの制限がより細かく設定可能になるなど、各種機能の改善を図っている。 主な新機能として、退職者が使用していた端末を別の従業員に割り当てる際などに、管理機から端末のデータを消去して初期化(ワイプ)しても、それまで使用していたWi-Fiなどの初期設定を端末への自動適用が可能となった。SKYSEA Client Viewへの登録も自動で行われるため、割り当てた端末の運用管理を素早く開始できる。 管理者が利用を許可するアプリをあらかじめ登録し、端末側が任意のタイミングでインストールを実行できる「アプリカタログ」について、アプリをカテゴリーに分けて整理できるように改善した。多数のアプリを登録していても、部署名やサービス内容から特定のアプリが見つけやすくなり、端末使用者によるアプリの導入作業をよりスムーズにする。 また、情報漏えいリスクをともなう、ウェブアップロードを制限できるアラート機能を強化。業務で必要なシステム上でのアップロードは許可しつつ、特定の重要データについては禁止するなど、細かく設定できるようになった。セキュリティーと利便性を両立させるかたちで、各組織の運用ポリシーに柔軟に対応できる。