DFラインが不足するレアル・マドリー、ジローナの左SBミゲル・グティエレスが解決策に?わずか13億円で買い戻し可能
レアル・マドリーが、自クラブの下部組織出身であるジローナDFミゲル・グティエレスを買い戻す可能性が浮上している。スペイン『マルカ』が報じた。 DFダニ・カルバハルが今季絶望となり、センターバックも現状信頼できる選手がDFアントニオ・リュディアー&DFエデル・ミリトンのみと、DFラインに問題を抱えているレアル・マドリー。『マルカ』によれば、解決策の一つとしてミゲル・グティエレスを復帰させる案が存在しているという。 レアル・マドリーの下部組織出身であるミゲル・グティエレスは、2022-23シーズンにジローナに移籍。昨季大躍進を遂げた同チームで柱の一人として活躍し、今季も2ゴール3アシストを記録している。 レアル・マドリーはそんなミゲル・グティエレスを今季ならば800万ユーロ(約13億円)、来季ならば900万ユーロ(約15億円)、2026-27シーズンならば1000万ユーロ(約17億円)を支払うことで買い戻すことが可能。また、将来的にジローナが他クラブに売却すれば移籍金の50%を手にでき、なおかつ他クラブが正式に獲得オファーを提示したタイミングでも同等の条件を提示すれば優先的に獲得できる(移籍金の50%を手にする権利があるため実質的には半額で獲得)。 リヴァプール、ボルシア・ドルトムント、アーセナル、チェルシー、マンチェスター・ユナイテッドなどからの興味も噂されるミゲル・グティエレスを、レアル・マドリーは破格とも言える金額で自チームに加えることが可能というわけだが、しかしながら同選手は左サイドバックであり、不足しているポジションではない。 『マルカ』は、レアル・マドリーがミゲル・グティエレスを買い戻す利点として、同じく左サイドバックのDFフェルラン・メンディをセンターバックとして使い回せることを説明。なおかつジローナでは偽サイドバックとして、抜群のパス&クロス精度で司令塔的な役割も務めている同選手が、MFトニ・クロース引退によって失われた中盤のゲームメイク力を埋め合わせられるかもしれないことを強調した。 この冬の移籍市場で、リヴァプールDFトレント・アレクサンダー=アーノルドの獲得を狙っていると報じられたり、下部組織DFヘスス・フォルテアをこのままトップチーム入りさせるとも言われているマドリー。果たして、左サイドバックのミゲル・グティエレスを買い戻すことも、解決策の一つなのだろうか。