神奈川県の海老名SAスタートでどっちが先に加古川まで行って帰ってこられる? BYDシールとテスラ・モデル3で1000km対決!
<1回目>
⚫︎2024BYDシール RWD ・海老名SA下り→湾岸長島PA下り(150kW級急速充電器) ・走行距離:297.9km ・消費電力量:100%→34% ・平均電費:※5.78km/kWh(173Wh/km) ・外気温:30℃→29℃ ⚫︎2021テスラ・モデル3スタンダードレンジ+ ・海老名SA下り→浜松スーパーチャージャー(138kW級急速充電器) ・走行距離:194km ・消費電力量:100%→38% ・平均電費:6.58km/kWh(152Wh/km) ・外気温:29℃→29℃ モデル3はシールと比較してもバッテリー容量が少ないため、かなり手前の浜松で充電を行っています。また、テスラスーパーチャージャーの密度がそれほど高くないために、SOCで38%残っているものの浜松に寄らざるを得ません。なんと言っても一回高速道路を退出する必要があり、余計な高速料金がかかるという点もテスラのマイナス面であることは間違いありません。他方で、シールはバッテリー容量が多いことから約300km先の湾岸長島PAまで走破することができています。 その一方で、電費はモデル3が大きくリードしており、しかもモデル3は120km/h制限区間が中心であったことから、やはり効率性という点ではテスラの優位性が際立つ格好です。
<2回目>
⚫︎2024BYDシール RWD ・湾岸長島PA下り→加古川北IC(折り返し)→草津PA上り(90kW級急速充電器) ・走行距離:325.0km ・消費電力量:84%→12% ・平均電費:※5.87km/kWh(170.4Wh/km) ・外気温:29℃→28℃ ⚫︎2021テスラ・モデル3スタンダードレンジ+ ・浜松スーパーチャージャー→大津スーパーチャージャー(250kW級急速充電器) ・走行距離:198km ・消費電力量:66%→12% ・平均電費:7.58km/kWh(132Wh/km) ・外気温:29℃→28℃ シールはすでに折り返し地点を通過しています。他方でシールは150kW級急速充電器の普及率が低いことから90kW級で充電せざるを得ません。 対するモデル3は充電性能が極めて高く、さらに電費も132Wh/kmと驚異的であり、よってすべての充電セッションで15分程度で切り上げることができています。 ちなみに、私が過去にAtto 3やドルフィンを検証した際に充電エラーが発生していたものの、シールでは充電エラーであったり、期待通りの充電出力が出なかったりなどのトラブルは確認されませんでした。