亜脱臼で放った167km打「彼は人間ではない」 強行出場・大谷翔平に米記者衝撃「72時間前に肩を…」
ワールドシリーズ第4戦
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、敵地ニューヨークで行われたヤンキースとのワールドシリーズ(WS)第4戦に「1番・DH」で先発出場。26日(同27日)の第2戦で左肩を亜脱臼し、痛みを抱えたままの強行出場の中で、5回の第3打席に負傷後としては初安打を放った。直後にはベースランニングでスライディングも披露。米記者は「彼は人間ではない」と驚愕している。 【動画】大谷翔平の初安打の瞬間、妻・真美子さんの反応が「めっちゃ天真爛漫」 きれいに打ち返した。スミスのソロ本塁打で1点を返し、3-5で迎えた5回無死一塁の場面で、この日3度目の打席に立った大谷。ヤンキースは先発ギルから変則左腕のヒルにスイッチしてきたが、大谷はヒルの初球のシンカーをとらえ、センター前に鋭くはじき返した。打球速度103.8マイル(約167キロ)といった一打だった。 一塁上では前日同様、左手で胸元をつかみ、負傷箇所を大きく動かさないようなポーズ。ベッツの遊ゴロで封殺されたが、その際、左腕をかばいながらも全力疾走でスライディングまでして見せた。 このプレーに、米スポーツ専門局「NBCスポーツ」のサム・ブロック記者は自身のXに「ショウヘイ・オオタニは72時間前に肩を亜脱臼したばかりだ」「今、センターにライナー性のヒットを打ち、今夜はバットからボールが飛び出している」と投稿。最後には「彼は人間ではない…」と驚愕の言葉で締めていた。
THE ANSWER編集部