オンワード傘下の「ザ・プロダクト」がリブランディング ドラッグストアで正規販売開始、“オーガニックの民主化”目指す
並行して、現在展開する30のSKUは半数に絞る計画だ。阿部社長は、「まずはヘアケア関連でプレゼンスを高めてから、他カテゴリーを強化する。26年までにナチュラルオーガニックのヘアケア・ヘアスタイリングといったら『ザ・プロダクト』と挙げられるように知名度を向上させたい」と話す。
リブランディングを象徴するアイテムも登場
リブランディングの第1弾として9月1日に、ヘアカラーのダメージに着目した “ラスティングオイル”(90mL、2750円)と“ラスティングワックス”(42g、2420円)を発売する。公式オンラインストアやアマゾン、コスメキッチン、ビープルとロフトでは、7月15日に先行販売を行う。
2商品は、世界初(自社調べ)の乳酸菌アーモンド発酵液を配合。紫外線やドライヤーの刺激から髪を守り、ヘアカラーの色落ちも防ぐ。甘酸っぱいオレンジアイスティーの香り。「遊び心を加えた」(阿部社長)というグリーンのパッケージが特徴で、定番品の“ブルー”パッケージとの差別化を図る。
ヘアオイルは毛先まで艶感のあるウエットヘアを実現し、ヘアワックスは程よいホールド力と束間のあるスタイリングをかなえる。