下山で鍛えた成果を反映 レクサスのラグジュアリー・クーペ、LCが一部改良で走りに磨きを掛ける
エクステリアに大きな変更はナシ
レクサスの最上級クーペである「LC」は、国産では貴重な大型クーペであり、流麗でありながらも存在感抜群のスタイリングが大きな魅力といえるだろう。 【写真7枚】トヨタとレクサス車の開発の聖地である下山テストコースでの成果を盛り込む一部改良を行ったレクサスのラグジュアリー・クーペ、「LC」の詳細画像をチェック ◆商品力をさらに強化 そのレクサスLCが2024年12月19日に一部改良を受け、2025年1月6日に発売される。レクサスは、年次改良に近い頻度で走りのブラッシュアップを図るなど、商品力の強化に余念がなく、LCも例に漏れない。 ◆床下フロアにブレースを追加 今回の改良でも、愛知県下山にあるトヨタのテストコース「Toyota Technical Center Shimoyama」で走り込みを実施。フロントとリアの床下フロア部分にブレースを追加することで、ねじり剛性を向上させるなど操縦安定性と車両応答性を引き上げた。 インテリアでは、クーペ・モデルの「LC500h」と「LC500」の助手席側表皮にアルカンターラを配置することで、運転席から助手席にかけてのデザインをより美しく昇華している。 価格は、3.5リッターV6ハイブリッドの「LC500h」と「LC500h Lパッケージ」が1450万円、「LC500h Sパッケージ」が1533万円。5.0リッターV8を積む「LC500」と「LC500 Lパッケージ」が1405万円、「LC500 Sパッケージ」が1488万円、オープン仕様の「LC500コンバーチブル」が1550万円となっている。 文=塚田勝弘 (ENGINE WEBオリジナル)
ENGINE編集部
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