50代のピアス選びの正解って?「大ぶりなシルバー」なら上品な華やかさ
50代のピアス選びはアートなシルバーで差をつけたい。顔の印象を左右するピアスは、シルバーを選べば大ぶりなものでもつけやすい。(人気スタイリスト・伊藤美佐季さん) 【写真】上品で華やか「50代のジュエリー」
KINRADEN
デンマーク・コペンハーゲンを拠点とするキンレイデン。金属のアイテムはすべてリサイクルのゴールドとシルバーを使用するサステイナブルなブランドだ。個性的なデザインのピアスは、ボリューミーでも中空なので軽量。「清潔感が大切な大人にうれしいクリーンなインパクトが魅力です」。 ピアス「ドリックイヤリング」(SV)¥60,560(片耳価格)/CPRトウキョウ(キンレイデン)
JOAQUIN BERAO
デザイナー、ホアキン・ベラオのキャリア50周年を記念してデザインされた「リネア」コレクション。「リネア」とは、スペイン語で“ライン=線”を意味し、今と未来をつなぐ、エネルギーを内包したラインを表現しているという。「造形美がきわだつパーツが揺れるたびに、ミラーフィニッシュシルバーが美しくつやめくデザイン。つける人の横顔に華やかなオーラをもたらしてくれます」。 ピアス「リネア」(SV)¥96,800/ホアキン・べラオ
GEORG JENSEN
初期ジョージ ジェンセンのシルバーウェアにインスパイアされたコレクション。シルバーにいぶし仕上げを施したビーズを使用。その彫刻的なフォルムがよりきわだち、ぶどうの房を想起させるデザインが耳たぶをセンシュアルに演出する。「いぶしたシルバーが味わい深く、カジュアルなだけじゃないシルバーの魅力を満喫できます」。 ピアス「ムーンライトグレープ」(SV)¥68,970/ジョージ ジェンセン ジャパン(ジョージ ジェンセン)
CALLMOON
コールムーンは、人間の体の動きや曲線にインスパイアされた、しなやかでミニマルなフォルムが特徴の日本発のジュエリーブランド。ゆるやかに変化していく自然の流動性を表現した“うつろい”コレクションのピアスは雫がしたたるみずみずしい葉がモチーフ。耳もとで優雅に揺れ、静謐な光を放つ。「シルバーは若い人でも似合いますが、あえて大人がシルバーで差をつけるならこんな有機的なデザインを。シルバーだからこその知性も堪能して」。 ピアス「ツタ」(SV)¥69,300/ショールーム セッション(コールムーン) レザーブラウス ¥649,000/アオイ(ファビアナ フィリッピ)
伊藤美佐季:いとう みさき●スタイリスト。プレス業務ののちイタリア遊学へ。帰国後スタイリストに。数多くの女性誌で活躍中。女優やモデルからの指名も多数。 撮影/長山一樹(S-14) ヘア/KENSHIN(EPO LABO) メイク/ANNA(S-14) スタイリスト/伊藤美佐季 モデル/ANGELA REYNOLDS(TATEOKA OFFICE) 取材・原文/大野智子 ※略号は以下のとおり。SV=シルバー ※エクラ2024年12月号掲載