大阪府・吉村知事が定例会見4月1日(全文8完)住民投票延期の判断時期は初夏ごろ
住民投票延期の判断時期は?
時事通信:それでは政務の囲み取材に移ります。幹事社の時事通信からなんですけれども、同時刻に行われていた松井市長の会見のほうで、このままコロナの感染が収束しなかった場合、続いていった場合の住民投票の延期について示唆されまして、住民投票延期の判断時期は初夏になるとの認識を示されています。知事、吉村さんとしてはどういう認識でしょうか。 吉村:それ、正確に言うとどういうふうに言ってた感じ? 時事通信:住民投票の延期の判断時期はと問われて、夏やろうね、初夏。11月にやろうと思うと9月議会の議決ということになってくる。でも9月議会からだと、盆を過ぎてたのでは間に合わないので、夏ごろに判断しないと駄目でしょうね、などと述べられています。 吉村:今はコロナの、なんとか収束をさせるということに全力を注いでいます。僕の全てのパワーを今、コロナを抑えることに、ある意味そこに懸けてるという状況です。この先は誰も読めない世界なので。読めないといってもニューヨークやイタリア、スペインでああいう状況になってますから実は予測はできるんですけど。予測はできるから僕は緊急事態宣言をやるべきだと言っているんですけど、日本がどうなるかは誰も読めないし分からない中で、やはりこういう今の状況のままで、じゃあ住民投票に突入するのっていったら、それはやっぱり難しいと思います。 なので、じゃあそれをいつまでに判断するのといえば、確かに2カ月前の議会ですから、9月の議会でしょ。9月の議会をやろうとするならば盆前ぐらいにはやっぱりこれは判断しないといけない話になるから、やっぱり夏から初夏ぐらいじゃないですか。それは僕も同意見ですね、だから。初夏から夏、初夏ぐらいにかけて今と同じ状況だったらこれも難しいと、予定どおりやるのは難しいということになるんだろうとは思いますが、そこは先は誰も読めないので、状況を見て判断したいと思います。