大阪府・吉村知事が定例会見4月1日(全文8完)住民投票延期の判断時期は初夏ごろ
背景にあるのは少子高齢化
背景としては少子高齢化というのがあります。少子化で高齢化で、税収も大きく見れば右肩に下がってくるだろうと。働き手も少なくなってくると。税収も減っていくという、そういう大きな傾向はもう誰もがあらがえないと思うので、その中でも税金だけに頼るんじゃなくて、新しい技術を使うことで生活の質というのを良くしていけるだろうということを目標にしています。 なので今、子供がどんどん産まれていて税収がどんどん増えるのであればここまで僕も危機意識はなかったかもしれませんが、子供の数がどんどん減っていってるから税収も減るであろうという中で、やはり府民の生活の質をさらに上げていくためにはスマートシティ化が要るだろうと。ちょうど2025年万博もあるので、これはやっぱりここを目標にしない手もないし、現実に、言うだけじゃなくて実行するためには組織が必要なので、その組織をつくったということです。 子供でいうと、僕なんかが生まれた年っていうのは子供の数が200万人ですからね。今の子供の数っていうのは90万人でしょ。僕、44ですけど、たった40年間で子供の数が200万人から100万人に減っちゃう。それが今の日本の現状なので、そう考えてくるとこの長い、30年先、40年先、50年先を考えた自分の子供たちに、大阪をいわゆる成長する都市として残していくためには、今の段階で種植えをしていく必要があるだろうと思っています。それがスマートシティ戦略部だと思っています。そういう思いで打ち立てをしていました。 生まれたばかりのひよこの状態ですから、今まで大阪府においてこういうICTに注力するっていうのはまったくなかった中で僕がぶっ込んでいるわけなので、ちょっと摩擦とかもあるかも分からないけども、徐々に徐々にではあるんですけども前進してもらえたらなというふうに思います。
コロナSWATチーム。これを今週中に立ち上げる
それから今日、新たに就任した部長ともちょっと話をしましたが、やっぱり今はコロナ対策というのが府庁を挙げての対策になっています。なので具体的なものとして、例えばさっきのLINEであればLINEを使ったコロナの相談体制であったり、そういうのも構築していきたいと思いますし、もう1個、聞いているのが、例えば集会なんかをするときにICTを使って、ピッと携帯を通じてやればその連絡先が分かるようにすると、そういう機器を1個置いておいて、ICTで携帯ピッとやれば中にいるメンバーをだいたい、50人から100人でもそのメンバーを把握することができる。 それをしたときに、もしその中でコロナの発生があったというときに、今までだったら連絡できませんでしたけど、そこをピッピッて通過することで連絡先を把握できて、ここで50人、100人の連絡できるデータがそろうので、速やかにここの50人、100人に対して検査を受けてくださいとか、症状ないですかっていうような連絡をできるようにすると。だからその匿名性を持たせるという意味でのICTは使えるなと、イベントとかそういうときにね。 そういうのもあるし、いろいろコロナ対策チームでしたっけ、名前忘れたな。今週中に立ち上げるっていうの。コロナSWATチーム。これを今週中に立ち上げるっていうことなので、ぜひそこでいろんなことを考えてもらいたいと思います。コロナSWATチームですよ。そんな名前、思い付きます? 普通。やっぱり民間の人はすごいなと思いますよ。ぜひやってもらいたいです。 司会:そうしましたら、定例会見のほうは以上で終了したいと思います。続いて政務の、はい。