「チェルシーでのキャリアは終わりだろう」と厳しい声も…… サンチョ、マドゥエケら活躍の中、ムドリクに出番はなく
ウイングは人材が豊富だ
今夏の補強もあり、チェルシーのウイングでは非常に激しいポジション争いが展開されている。21日に行われたウェストハムとの一戦では、左ウイングにジェイドン・サンチョ、右にノニ・マドゥエケが入り、サンチョは先制点を演出。チームの3-0勝利に貢献した。 ベンチには完全移籍で戻ってきたジョアン・フェリックス、ウォルバーハンプトンから加わったペドロ・ネトもいる。クリストファー・エンクンクもウイングに入れるため、選択肢は実に豊富だ。 そんな中、立場が微妙なものとなっているのがFWミハイロ・ムドリクだ。 昨年冬に8850万ポンドもの移籍金で加わったムドリクについては、これまでも移籍金に見合うパフォーマンスが出来ていないと批判があった。チェルシーでの序列も怪しいものとなっており、ムドリクは前節のボーンマス戦に続いて、21日のウェストハム戦もベンチに座ったまま出番がなかった。 UEFAカンファレンスリーグの方では出番を得ているが、リーグ戦に限れば開幕から164分しか出番をもらっていないのだ。新指揮官エンツォ・マレスカの中で序列は高くないのだろう。 最近はチェルシーからの退団説も浮上していたが、SNS上でも2試合連続出番なしのムドリクには冷ややかな反応がある。 「ムドリクが今後プレミアでプレイしなくとも驚かない」 「チームが3-0とリードした状況でも出番さえもらえなかった。チェルシーでのキャリアは終わりだろう」 これだけライバルが増えてしまうと、ここからムドリクが挽回するのは厳しいか。
構成/ザ・ワールド編集部