楽天・新外国人投手、ハワードを獲得、今季ジャイアンツ、ガーディアンズでプレー、石井SD「ローテ強化が目的」
楽天は8日、来季の新外国人選手として、今季は米大リーグ・ガーディアンズなどでプレーしたスペンサー・ハワード投手=190センチ、95キロ、右投げ右打ち=と契約合意したと発表した。 米国出身のハワードは2017年のMLBドラフト2巡目(全体45位)でフィリーズから指名されてプロ入りし、20年にメジャーデビューした。その後はレンジャーズでもプレー。今季はジャイアンツで7試合、ガーディアンズで2試合に登板した。メジャー通算成績は計47試合に登板し、4勝13敗、防御率7・00。 ハワードは球団を通じて、「このたび楽天イーグルスでのキャリアをスタートできることになりとてもエキサイトな気分です」とコメント。来季に向け、「チームの仲間たちと一緒にファンの皆さまへチャンピオンを届けられるよう頑張ります。日本のフィールドに立ち、ニューチームメートと会い、何より温かいと聞いている東北のファンの皆さまのために投げるのが今から待ちきれません。Can't Wait!(待ちきれない!)」と意気込んだ。 石井一久シニアディレクター(SD)は球団を通じて、「ヤフーレとともに先発ローテーションの強化を目的としてオファーしました」と獲得の意図を説明。「2人がそれぞれの持ち味を生かし、良いシーズンを築いてくれることを期待しております」とコメントした。
中日スポーツ