亡き中山美穂さんが演じた役を妹・中山忍さんが引き継ぎ…「姉が残してくれた、このご縁を大切に」同じドラマに出演したいとの強い希望で
12月6日に入浴中の不慮の事故で亡くなった歌手で俳優の中山美穂さん(54)が演じる予定だった役を、妹の中山忍さんが引き継ぎ、演じることになった。 【画像】急逝した中山美穂さんは別れ際に「あとは忍、よろしくね」と話していたという フジテレビによると、中山美穂さんは亡くなる前、フジテレビが制作し2025年1月から放送する木曜劇場「日本一の最低男※私の家族はニセモノだった」で、主人公の義弟が保育士として働く保育園の園長を務める園田美奈子(そのだ・みなこ)役を演じていた。すでに収録を終えた第1話と第3話は、予定通りに放送される。 中山美穂さんが演じる保育園の園長は第5話の中心人物になる予定だった。 しかし、中山さんが亡くなった事を受けて、急きょ「美穂さんが演じた園長の後任の園長」という役柄を新たに作り、美穂さんの実の妹である中山忍さんに演じてもらう事になったという。 中山忍さんは、「姉の不在の存在感の大きさに、現実のこととはとても思えず、ポカンとしてしまう日々を過ごしておりました。 ふと、姉が撮影中だったドラマはどうなったんだろう…と、思いを馳せたとき、別れ際にはいつも“あとは忍、よろしくね”と軽やかに去っていった姉の笑顔が心に広がり、シンと冷えた心の奥に沸々と熱いものが湧き上がってくるのを感じました。 “演じたい”と口にすべきか悩みましたが、最後くらい素直にならなくては後悔すると思い直し、ご相談させていただきました。 姉の演じた役を引き継ぐ形で作品に携わることができますことをとても嬉しく思っております」とコメントしている。 フジテレビの北野拓プロデューサーは、妹の忍さんに美穂さんの役柄を引き継いで貰った経緯について、「この度のご訃報に触れ、スタッフ一同、本当に残念でなりません。謹んで哀悼の意を表します。 そして、急きょ、一部脚本を作り直し、中山美穂さんの役柄を引き継ぐ形で、新しい園長として着任する鮫島ふみ役を作ることになりました。 そのタイミングで、中山忍さんご本人と所属事務所とお話をさせて頂く機会があり、中山忍さんがお姉さまである中山美穂さんと同じ作品に最後にご出演したいという強い希望をお持ちになっていることを伺い、そのご意志を尊重させて頂きたいと思い、今回、お引き受け頂くことになりました」と説明している。 中山美穂さんと妹の忍さん姉妹が出演する木曜劇場『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』は、2025年1月9日からスタートする。 中山忍さんのコメント全文は以下の通り。 「姉の不在の存在感の大きさに、現実のこととはとても思えず、ポカンとしてしまう日々を過ごしておりました。ふと、姉が撮影中だったドラマはどうなったんだろう…と、思いを馳せたとき、別れ際にはいつも“あとは忍、よろしくね”と軽やかに去っていった姉の笑顔が心に広がり、シンと冷えた心の奥に沸々と熱いものが湧き上がってくるのを感じました。 “演じたい”と口にすべきか悩みましたが、最後くらい素直にならなくては後悔すると思い直し、ご相談させていただきました。姉の演じた役を引き継ぐ形で作品に携わることができますことをとても嬉しく思っております。香取さんと久しぶりに共演させていただけることも楽しみのひとつです。 姉が残してくれた、このご縁を大切に、姉妹での最初で最後のドラマ共演、心を尽して演じます。機会を与えてくださった皆様に感謝申し上げます」
プライムオンライン編集部
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