【インターナショナルS】ドゥレッツァは直線伸びを欠き5着 尾関師「最後は力の差を感じました」
「インターナショナルS・英G1」(21日、ヨーク) 英国で行われたインターナショナルS・G1(ヨーク競馬場、芝2050メートル)に日本から参戦したC・ルメール騎手騎乗のドゥレッツァ(牡4歳、美浦・尾関)は5着だった。 今年は良馬場で13頭が出走。昨年の菊花賞馬ドゥレッツァは好位の外を追走したが、直線での伸びを欠いて5着に沈んだ。勝利したのはムーア騎乗の英ダービー馬シティオブトロイ(牡3歳、愛国)で、勝ち時計は2分4秒32のコースレコードだった。 ルメールは「休み明けでハイレベルの分、最後に止まってしまいました」と振り返り、尾関師は「ドゥレッツァより内枠のシティオブトロイが前でレースを進めることは想定外で、そのままレースを支配され、レコードタイムで押し切られてしまいました。直線では良くくらいついて、勝ちにいく競馬をしてくれましたが、最後は力の差を感じました。馬場も合っていましたし、現状のコンディションでは良く頑張ってくれたと思いますが、今回は壁に跳ね返され、まだまだやれることがあるなと感じるレースでした。馬は一生懸命走ってくれましたので、日本に帰ってから、また大きなレースを目指したいと思います」と語った。