植えるなら秋の今!おいしいイチジクを育ててみませんか?初心者でもできる植え方や手入れ方法とは
木の植え方
苗木屋でイチジクの木を買うことを決め、日当たりのよい場所を選んだら以下の手順で植えます。 1,根鉢より少し大きめで深めの穴を掘ります。 2,穴に堆肥を入れ、よく混ぜます。 3,木を鉢植えで購入した場合は鉢からそっと取り出して穴に入れ、土を戻して埋めます。 裸木で購入した場合は植える前に根球を3時間ほど水に浸しておきます。そうすれば植えたとき根が扇状に広が3,ります。植えたらたっぷり水をあげましょう。 4,イチジクの木は鉢植えでも育てられます。ダグラスのおすすめのプランターは古いワイン樽。雰囲気も大きさもぴったりです。 比較的寒いエリアでは本格的に霜が降りたり雪が降ったりする前に、台車を使って温室や室内に運びましょう。
木の殖やし方
イチジクの木が十分に育ったら、繁殖させてみましょう。敷地内にもう1本植えるのも素敵ですし、ご近所にプレゼントするのもおすすめです。ここでは挿し木で増やす方法を紹介します。 1,木が休眠している冬に太さ1cmほどの若い枝を見つけましょう。それを20cmから25cmの長さで切ります。 2,切った部分を45度の角度で切り、発根ホルモンに浸します。 3.コンポストを入れた鉢に切り口を入れ、日当たりのよい場所に置きます。 4,常に土が湿っているように、こまめに水を与えましょう。
イチジクの種類
イチジクの木は何百種類もあります。以下が一般的な品種ですが、それぞれ適した地域があります。 【ブラックミッション種】 「1本だけ植えるなら私は普通、ブラックミッション種を選びます。果実はジャムのようで甘くて、健康にいい抗酸化物質が豊富に含まれています。 実の賞味期限も適当で、ドライフルーツにすることもできます」とダグラスもすすめています。 【アドリアチック種】 アドリア海沿岸地域が原産地のイチジク。温暖な気候に適しています。果皮は薄緑色で果肉は蜂蜜のような味です。 ペーストをつくるのによく使われます。 【ブラウンターキー】 他の種類よりも寒い気候の地域で育つので、より北の地域で選ばれています。 実はメロンやはちみつのような風味です。 【シカゴハーディ】 ダグラスが冷涼な気候の地域で栽培するのにすすめているのはシカゴハーディ。 枝の一部は枯れてしまいますが、マイナス28℃の土壌温度でも耐えられます。チェリーやストロベリーのような香りの実が楽しめます。 【デザートキング】 名前は「砂漠の王様」ですが熱い気候には向いていません。 でも寒い気候には強く、マイナス15℃という温度にも耐えることができます。成長も早いのが特徴です。 果実は熟すと淡い黄色になり、とても甘いのが特徴です。 ※本記事は、House Beautifulからの翻訳をもとに、モダンリビング デジタルが編集して掲載しています。