愛犬を滑らせない・抱っこから落とさないための効果的な対策とは?
予防につながる3つのケア
■一日に30分~1時間の散歩や運動をしよう 骨や関節、筋肉を健康な状態に保つために、体を動かすことは大切です。犬種にもよりますが、一日30分~1時間程度の散歩や運動は必要でしょう。散歩中に坂道を上るなど、少し負荷をかけてみても。 ■栄養バランスの摂れた食事を食べさせよう 市販のフードは「総合栄養食」の表示があるものを選びましょう。犬に必要な栄養バランスが整っているフードです。また、食事を手作りしている場合は、カルシウム濃度など栄養バランスに気をつけて食べさせましょう。 ■太らせないよう体重管理をしっかりと 肥満は、関節に負荷をかけ、脱臼を引き起こす要因になります。愛犬の見た目だけで体重の増加を判断できないため、1カ月に1回は定期的に体重を量り、適正な体重を保てるように心がけて。 愛犬を骨折・脱臼させないためにも、室内に危険な場所がないか、体重管理はできているか、今一度確認してみてくださいね。 お話を伺った先生/日本大学動物病院院長。枝村一弥先生 参考/「いぬのきもち」2024年9月号『犬の骨折と脱臼』 イラスト/Rica 文/伊藤亜希子
いぬのきもちWeb編集室