「チームで最も活躍した1人だった」プレミアデビューの鎌田大地に現地記者も好印象。飛躍の鍵は10番エゼとの連係向上か
ブレントフォード戦で先発、70分までプレー
今夏にラツィオからクリスタル・パレスに加入した鎌田大地が、現地8月18日に行なわれたリーグ開幕節のブレントフォード戦で先発し、プレミアデビューを飾った。日本代表MFは70分までプレーし、チームは1-2で敗れた。 【画像】トップリーグに続々参戦!2024年夏に海外で新天地を求めたサムライたち フランクフルト時代にも共闘したオリバー・グラスナー監督が、「今日はまずまずの出来。ほとんどの部分で良かったが、トップレベルではなかった」と評価した鎌田について、現地紙『The Standard』でドム・スミス記者は「完全に調子を取り戻すには時間がかかるかもしれない」と指摘する。ただ、そのパフォーマンスには好印象を抱いたようだ。 「カマダはチームで最も活躍した選手の1人だった。オリバー・グラスナーから先発を任された彼は明るく活発で、エベレチ・エゼとともに、2人の10番のうちの1人としてプレーした。カマダはエゼを十分に補完し、グラスナー監督が好む3-4-2-1システム内での彼らの相性は、今後もさらに向上するだろう」 他のチームメイトとも、問題なく連動できたようだ。 「ラツィオからフリーで加入した28歳の緻密なコントロールは、西ロンドンの太陽の下で早い段階から感じられ、左サイドバックのタイリック・ミッチェルや右サイドバックのダニエル・ムニョスにパスを展開し、パレスの攻撃を組み立てた」 いずれにせよ、10番を背負うエゼとの関係性が1つの焦点になるか。記事では「この日本人はマイケル・オリース(バイエルンに移籍)とは全くプロフィールが異なる。エゼは、ワールドクラスのウインガーとのコンビから、本物の攻撃的ミッドフィルダーとのコンビに変わった。適応するには時間がかかるだろう」と展望する。 そして最後は「鎌田にとって、パレスでの生活は地味ではあるが、まずまずのスタートだった」と締めくくった。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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