欧州で日本人が「美しい」直接FK&ダメ押し弾 2G1Aの大活躍…5連敗脱出「勝利を確実にした」
町野は9月末以来の得点、キールは大量5発でアウクスブルクを撃破
ドイツ1部ホルシュタイン・キールは12月21日、ブンデスリーガ第15節のアウクスブルク戦で5-1の快勝を飾った。先発出場したFW町野修斗は2ゴール1アシストの活躍でチームの勝利に大きく貢献。特に直接フリーキック(FK)での一発には現地メディアからも絶賛の声が届けられている。 【動画】町野修斗が絶好調…圧巻の叩きつけダイレクトボレー弾を決めた瞬間 クラブ史上初の1部挑戦中のキール。ここまでわずか1勝と苦しんでいたなか、ホームにアウクスブルクを迎えた。早々5分に失点を許したキールだったが、先発出場した町野は前半12分にDFライズ・ローゼンブームの同点弾をアシストする。同32分には町野のクロスボールの流れから逆転弾が生まれた。 その後1点を追加し3-1としたなか、前半39分にキールが得たFKを直接沈めてリードを広げた。町野は後半アディショナルタイムにダメ押しの1点も決め、2ゴール1アシストの活躍。チームは5-1の快勝で白星を飾っている。 ドイツメディア「Sportschau」はFKの一撃について「町野が約18メートルの距離から直接フリーキックを決めた。美しい!」と称賛。また現地メディア「Kieler Nachrichten」も「今日のキールはすべてうまく事が運んでいる。町野は直接FKをゴールニアに決めた。見応えのあるゴールだった」と評価している。さらに「2得点のフィル・ハレス、町野が決定的な勝利を確実にした」とこの日2得点の2人を称えた。 この勝利でキールは5連敗を脱出。町野は個人でも9月29日以来の得点となり、公式戦6点目をマークした。圧倒的存在感で今季2勝目に導いており、現地でもその存在感は次第に大きくなっている。
FOOTBALL ZONE編集部