「さすがにビックリ。何をそんなに悩んでた」斎藤知事会見に泉房穂氏「知事に担いだ自民党・維新の責任は大きい」と指摘も
兵庫県の斎藤知事は、26日午後3時から会見を行い、議会の解散はせず、30日付で失職し、次期知事選で出直し選挙に臨むことを決めたと発表した。 【写真】「さすがにビックリ。何をそんなに悩んでた」と泉房穂氏 斎藤知事の会見を受け、前明石市長の泉房穂さんは「知事に担いだ自民党・維新の責任は大きい」と話した。 前明石市長 泉房穂氏:いや今回もうさすがにビックリですね。最初から解散も辞職もなかったら、失職ですから。何をそんなに悩んでいたんですかと思いました。失職したら知事選挙まで50日以内ですから、そこから考えてもいい話なのに、どうかと思いました。
■「この方を知事に担いだ自民党・維新の責任は改めて大きい」
前明石市長 泉房穂氏:あと、聞いてても『自分、自分』ですね。自分目線で、県民はどこに行ってしまったのかと。自分に耳の痛い話はほとんど入らず、自分に都合のいいことだけ耳に入るということが、本当にショックなぐらいですね。 前明石市長 泉房穂氏:ご本人が『嘘八百』といったこともかなり事実だったし、実際に公益通報者が亡くなっていますし、そういう意味であれもこれも大変な事態なのに、一切反省もなく、開き直りを続けているわけですから。この方を知事に担いだ自民党・維新の責任は改めて大きいと、私は痛感しています。
■「自覚が足らない。知事になるべきじゃなかった方」
ことし3月に一部の報道機関などに配布された告発文について、調査・事実解明を進めていく中で、知事は「職を辞することなのか」「かなり重大なことであれば…」と会見で話した。言葉だけを捉えると重大だという認識がないように受け取ることもできた。 前明石市長 泉房穂氏:本人は自分が被害者のように思っているふしが、百条委員会を傍聴していて感じました。県知事という強大な権限、人事権、予算編成権を背景に、いろいろなことが起こったわけですから、自覚が足らない。そういう意味では知事になるべきじゃなかった方が知事になったと、私は正直思いました。 前明石市長 泉房穂氏:ある意味、改革をどうしたと言っているけど、若い世代に対して公約を守っていませんから。給付型の奨学金もやっていないし、少人数学級もやっていなくて、公約すら守っていないのに強弁して、『若い世代のため』だと言い張るわけだから。本当に私は今日の会見を聞いて、こういった知事が3年間知事であったことを悲しく思いました。 (関西テレビ「newsランナー緊急拡大SP」2024年9月26日放送)
関西テレビ
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