ライセンス藤原一裕「『才能あるんやて?』って言うて(笑)」noteに投稿した作品を褒めてくれた“吉本の先輩芸人”とは?
◆投稿時は「“炎上しちゃうだろうな”と…」
れなち:藤原さんは“これはエッセイにできる”みたいなことが起きたときに、メモを取ったりしていますか? 藤原:noteを始めてしばらくしてからはメモするようになりましたけど、最初は“noteを書こう”と思ったタイミングで“何か書けることってあったかな?”と思い出すパターンでやっていました。 れなち:読者賞を獲った「妻が怒りの赤鬼化」は、7歳になる長女と奥さんとのエピソードをつづった作品ですが、ものすごい数の“スキ”がついていますね! 藤原:でも最初はちょっと怖かったです。というのも、作中には奥さんが娘をすごく怒っている話とか、僕が新婚旅行で大失敗するエピソードとか、家族のネガティブな部分も描いているので、(読者から)“非難されるだろう”とか“炎上しちゃうだろうな”と……。 れなち:日常生活のなかで、どの家族にも起こりえる“あるある”ではあるけれど、そういうちょっとドキッとする場面を書くって……。 藤原:勇気はいりますよね。僕はYouTubeチャンネルもやっていて、そこでは(家族と)明るく楽しくやっているけれど、noteでは“こういう一面もあるよ”っていうところを載せている感じですかね。 れなち:芸人さんなど、周りの反応はいかがですか? 藤原:僕の作品が中間選考で残ったときに、ほんこんさんが「(モノマネしながら)才能あるんやて?」って言うて(笑)。ほんこんさんらしい言い回しで褒めてくださいました。あと受賞したときにNON STYLEの石田(明)がコメントをくれて。3年後輩なんですけど、ああいう優秀で尊敬する後輩に褒められたら、やる気もすごく出ますね(笑)。 (TOKYO FM「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。」2024年11月19日(火)放送より)