お葬式のお金にまつわる【困惑・不愉快】エピソード3つ!お正月に考えたい終活【葬式編】
毎年12~1月は、一年の中でもお葬式の件数が多いシーズンなのを知っていましたか? 【グラフなど3枚】お葬式にまつわるデータ「困ったことは何・葬儀費用の平均は?」(出所:SBIインシュアランスグループ「【SBIいきいき少短】“終活・葬儀”に関するアンケート調査を実施(2023年度)」) いつ来るか分からない“もしものとき”のために、元気なうちから心づもりをしておきたいものです。 とはいえ「そのとき」は突然やってきます。そして、往々にして想定外のトラブルも起こりやすいです。今回はお葬式のお金にまつわる「困惑・不愉快エピソード」を交えながら、お葬式のお金について考えていきましょう。 今年こそ終活をスタートしようと考えているみなさんの気づきに繋がればと思います。 ※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
終活で「お葬式」を意識する人はどれくらい?
SBIインシュアランスグループが2023年12月21日に発表した「“終活・葬儀”に関するアンケート調査」では、80.9%の人が”終活“の必要性を感じていると回答。 すでに終活に取り組んでいると回答した人が行っていることとして「物の整理、片づけ(73.5%)」「お金の準備(48.3%)」「旅行や趣味など、今の人生を楽しむこと(36.7%)」などが上位にランクインする一方、「お葬式の準備」は9.8%とだいぶ下位です。 ●お葬式を経験した人が「困ったこと」とは? 「実際にお葬式を経験して困ったことは?」という問いに対する回答を見てみると「葬儀の手順・しきたり(40.2%)」「心付けやお布施の額(38.7%)」「会葬者の把握・手配(28.5%)」「葬儀費用の準備(27.1%)」などが挙がっています。 中には「親族間の意見調整(17.7%)」という声も。家族が亡くなると、残された人々は悲しみに浸る余裕もなく、限られた時間の中で多くの手続きをこなしていく必要があります。そして「想定外の事態」はそのとき起こるのです。 次では、筆者が聞いた、家族のお葬式を執り行った経験がある3人の「困惑・不愉快」エピソードをご紹介していきます。