2024年3月13日、東京・港区にある麻布台ヒルズに、各ジャンルの食の名店が一堂に集まった「麻布台ヒルズ マーケット」がオープンしました。生鮮食品や総菜店など34店舗ものお店が並び、いわく「日本を代表する食の専門店」を集めたといいます！新形態のフードマーケットを取材してみると、各店が独自で行うユニークなサービスを発見しました。河出奈都美アナウンサーの取材です。 ◇◇◇ 河出アナがまず向かったのは、青果コーナー。そこで見つけたのは… 河出奈都美アナウンサー 「普段スーパーマーケットで見ない珍しい野菜もあります」 京都に本店を構える青果店「京都 八百一」。東京ではなかなか手に入りにくい、京野菜だけでなく、全国各地から集めた、様々な種類の野菜や果物が売られています。そんな青果店の特徴は…真心込めたユニーク商品！ 河出奈都美アナウンサー 「クック1/2と書いてありますけども」 ショーケースに並んでいたのは、下ごしらえをした野菜のパック。面倒な皮をむくなどの下処理をはじめ、蒸す・焼く・茹でるなど、半分だけ調理されていました。実はこちら、時短目的ではなく、購入者たちが、各家庭の味を守りながら、おいしく食べられるようにと、下ごしらえして、野菜の旨味を引き出しているといいます。 続いては…至れり尽くせり！？驚きの鮮魚店。都内の一流寿司店にも卸している“やま幸”が手がけるのは、小売りとしては初出店の「麻布台 やま幸鮮魚店」。マグロに関しては、豊洲で1番とも言われる仲卸なだけあり、新鮮なマグロをはじめ、旬の魚も揃っています。 そんなやま幸では、食べ方にあわせて、無料で下処理やカットを行ってくれます。そしてさらに、驚きのサービスがありました。 麻布台 やま幸鮮魚店店長・中楯 順治さん 「お時間をいただければ完成形まで（調理）しております」 河出奈都美アナウンサー 「調理までやってくれるんですか？！」 実際に金目鯛を購入して調理をお願いすると…完成したのは、金目鯛の煮付け！魚の代金にプラス500円するだけで、魚のプロたちが、オススメの調理をしてくれるサービスです。もちろん、自分が食べたい調理をお願いすることもOK！また、要望があれば、調理後に残った骨や皮など、様々な部位を持ち帰ることもできます。まさに至れり尽くせりですね。 さて河出アナ、今度は総菜コーナーへ。こちらも、都内で名だたる店が、多数出店しています。 その中で、特に目に入ったのが…肉業界の猛者が初出店した総菜店。人気ハンバーグ店のミート矢澤を手がける精肉卸が初出店したのは、行列店の味を一挙に堪能できる総菜店です。こだわりの詰まった味を提供するため、ハンバーグや揚げ物は、すべて注文が入ってから作ります。うれしいできたて！さらに… 河出奈都美アナウンサー 「こちらイートインとありますが店内飲食もできるんですか？」 パーラー矢澤 店長・奥野太郎さん 「はい ご用意させていただいております」 店内には、カウンターとテーブル席があり、行列店の味をその場で堪能できるんです！早速、イートインスペースで注文したのは、麻布台ヒルズマーケット限定、大人のお子様ランチ2500円。黒毛和牛100パーセントのハンバーグやエビフライなど、各店舗の人気メニューを、一挙に堪能できる贅沢なプレートです。 河出奈都美アナウンサー 「肉汁までもがうまみたっぷり。このオリジナルソースのパンチが効いて肉のうまみが引き立っています」 日本を代表する食の専門店が織りなす、麻布台ヒルズ マーケット。皆さんも、各店独自のユニークなサービスを楽しんでみては、いかがでしょうか。