夢洲のIR用地「事業者は売却ではなく賃貸を要望」大阪・松井市長会見12月15日(全文1)
顔認証や画像解析技術を市民生活にどう生かしたいか
記者:テレビ大阪、【スギモト 00:04:16】です。よろしくお願いします。まず今回、パナソニック コネクトさんと協定を結びまして、この顔認証や画像解析の、これらの技術を生かして、具体的に市民の生活の場にどのように生かしたいかと、今、考えはありますでしょうか。 松井:これ、今回の実証実験の結果を踏まえまして、イベントの集客の促進や、より高度な警備計画などに活用していきたいと考えています。 記者:あと、庁舎内での実証実験も予定されているということですが、具体的に、これらの技術が業務でどのように活用できるのかというところで、今イメージしているものというのは具体的にはどういうものがありますでしょうか。 松井:デジタル統括室の執務室をフィールドとしまして、顔認証による入退室の管理や会議室の利用状況の可視化などの実証を予定しておりまして、将来的には行政手続きでの本人確認の自動化など、市民サービスの向上につなげていきたいと、こう思ってます。 記者:あとこれに関連して、市のほうでもDXの推進というのは進められているとは思うんですが、市の職員の採用などもいろいろ進めておられると思うんですが、現状このDX推進に関して、順調に進んでいる面と、あるいは難しい面とか、今の市長の所感というのは、どのようなことになりますでしょうか。 松井:デジタルを活用した事業の改革や業務効率化の実務経験者やITのツールを活用した知見を有する、こういう外部人材のDXディレクターを、あしたの16日まで募集しています。今、100名以上の方から応募をいただいています。DXの推進に向けては基本計画となる「大阪市DX戦略」を令和4年度中に策定する予定でありまして、このDXディレクターを活用して、この戦略に基づく取り組みを着実かつスピーディーに進めていきたいと考えております。 司会:次の質問をお受けします。毎日放送さん。