核使用なら「金正恩政権、終末」 米韓、北朝鮮に警告
【ワシントン、ソウル共同】米韓両政府は15日、核戦略を定期的に話し合う核協議グループ(NCG)の第2回会合をワシントン郊外の国防総省で開いた。米国の「核の傘」提供を軸とした拡大抑止を再確認。核戦力開発を続ける北朝鮮に対し、米国と同盟国に対する核攻撃は「金正恩政権の終末に帰結する」と警告した。 会合では、米軍が今年、戦略原子力潜水艦ケンタッキーやB52戦略爆撃機などを韓国に派遣したことによる戦力誇示の効果を確認し、今後の戦略兵器展開について協議した。第3回会合を来年夏に韓国で開催することも決めた。 米韓両政府の国家安全保障会議(NSC)が主導。国防・外交当局者らが出席した。