ブッダの「死因」あまりに意外だった!【東大卒ニートが解説】
● 「人間性おわってても、変われる」 体現した龍樹の人生 もちまえの頭脳で、「透明人間の術」をつかって、なんと国王のハーレムに不法侵入する。(「透明人間の術」にツッコんではいけない。東洋哲学業界あるある。) そして、なんと、ハーレムの女性を全員犯してしまう。は!?ガチ犯罪やんけ! 龍樹たちは、派手にやりすぎた。「透明人間がいるぞ」とバレてしまう。(「透明人間の術」にツッコんではいけない。) ブチギレた王様が、数百人の兵士に命令する。 「王宮の扉ぜんぶしめて、剣をふりまわせ!」 そして、龍樹の3人の親友は、一瞬でぶっ殺されてしまった。でも、龍樹だけは、生き残ることができた。なぜか? 龍樹だけ、ブチギレてる王様のとなりにかくれることで、見つからずにすんだのだ。 「まさかそんなとこいるわけねぇよな」理論である。逆にね。頭いいね。 でも、頭のつかいかたが、絶望的にダサい。性欲の暴走。友達3人の死。もじどおり「死ぬほど調子にのった」結果である。 そんな「超頭いいけど、人間性がおわってる」青少年だった龍樹は、この事件をきっかけにめちゃくちゃ反省して、仏教の道にはいり、世のため人のために生きた。
「人間性おわってても、変われる」を、体現したのが龍樹の人生である。「ヤンキーが教師になりました」どころじゃねぇ。 ブッダが死んでから700年。当時の仏教は、危機にあった。なぜか、鬼のように複雑な教えになってしまったのだ。 ブッダのときは、「心、よく観察してみ!自分がないってわかって楽になるよ!」という、超シンプルな教えだった。 しかし、ブッダがいなくなると、「自分がない」という、「わかるような、わかんないような感じ」に、みんな迷っちゃったのだ。 ● 200巻に及ぶブッダの教え 龍樹はたった一文字に収めた そして700年間、学者たちが大論争し、教えが1つの本にまとめられた。 その名も『阿毘達磨大毘婆沙論』。タイトルすら誰も読めねぇ。 この本、なんと全部で200巻ある。こち亀かな?そんな教え、一般人には絶対とどかない。てか当時ほとんどの人、文字よめないから。 仏教は、超ハードルが高いものになり、民衆の心ははなれていっていた。 この状況、なにかが決定的におかしい。たとえるなら、恋愛マスターが「こうすればモテるよ」と教えていたのに、弟子が「モテとは何か」という200巻の論文をかいてしまったような状況である。 最もモテない行動である。