自己効力感の低い人がガラリと変わるメモの秘訣…他者からの言葉を自信につなげる4つの方法
中学生時代のファシリテーションスキルに対する褒め言葉 中学生のとき、クラス会の進行役を務めた際、先生から「あなたは参加している皆が意見を言いやすいように配慮していて、会進行がとても上手だね」と褒められました。その言葉が自信につながり、以後、会議やミーティングを進行する際にも自信を持って取り組むことができるようになりました。 社会人としてのリーダーシップに関する励ましの言葉 入社3年目でプロジェクトリーダーに抜擢されたとき、プロジェクトの途中でチームの士気が低下してしまいました。
そのとき、自分のリーダーシップに悩んでいた私に、上司が「リーダーとしての道のりは決して簡単ではないけど、君ならチームの力を引き出せると信じている。思い切ってやってごらん、応援しているよ」と励ましてくれました。 上司のこの言葉がとても励みになり、信頼されていることを実感しました。それ以来、リーダーとして困難に直面しても、その言葉を思い出し、これはもっと成長できる機会だと前向きに取り組むことができています。
②過去に受けた褒め言葉や励ましの言葉を自分に言い聞かせる 過去に他人から受けた褒め言葉や励まし、肯定的なフィードバックは、単に外からの声として受け止めるのではなく、その言葉を自分に言い聞かせて、自分自身の自己対話の声として取り入れます。 例えば、新しいプロジェクトに取り組む前や困難な状況に直面したときに、過去に誰かが言ってくれた「よくできた」「〇〇さんならできる」といった言葉を、自分自身に向けて繰り返すことで、自信を持って挑戦することができます。
この方法は、他人からのポジティブな評価を自分自身の強みとして受け入れることで、自己効力感を高め、ポジティブな自己イメージを強化します。 ①で書き出した事例を使って、「過去に受けた褒め言葉や励ましの言葉を自分に言い聞かせる」例を紹介します。 ■「中学生時代のファシリテーションスキルに対する褒め言葉」を使う ・自分を励ますために 「あのとき、先生が私のファシリテーションを褒めてくれたように、今でも私はうまく進行できる。私には皆が参加しやすい環境をつくる才能があるんだ」