自己効力感の低い人がガラリと変わるメモの秘訣…他者からの言葉を自信につなげる4つの方法
この記事では、他者からの励ましや支援を自信につなげる方法とともに、自分自身で「社会的・言語的説得」をする方法についても解説します。 ■1.他者からの励ましや褒め言葉、肯定的なフィードバックを受け止める 他の人からの励ましや褒め言葉、肯定的なフィードバックは、私たちが新しい挑戦を続けるモチベーションを強化し、自分自身の能力を信じる手助けをしてくれます。 ただし、これらの言葉を効果的に自分のものにするには、正しい受け取り方を知り、実践する必要があります。その方法は、次の4つです。
①心を開いて、褒め言葉を受け入れる ②褒められた具体的な内容を把握する ③励ましや褒め言葉を記録する ④褒められた点を次に生かす 具体的にやり方を見ていきましょう。 ① 心を開いて、褒め言葉を受け入れる 他者からの励ましや褒め言葉は、自分を支持し応援してくれている証しです。心を開いて相手の言葉を素直に受け止め、自分は応援されていると感じてみましょう。 例 社内プレゼン後に上司から「君のプレゼンは分かりやすく素晴らしいね!」と言われたら、その言葉を素直に受け入れ「ありがとうございます」と返答しましょう。このようにポジティブなフィードバックを受け入れることは、自分への信頼感を深め、次への励みとなります。
②褒められた具体的な内容を把握する 褒められた際には、どの部分が評価されたのか、どの部分が良かったかを具体的に把握します。 このとき、可能であれば相手に詳しく聞いてみましょう。具体的なフィードバックを求めることで、自分のどのスキルや行動が良かったのかを理解し、それを自己の強みとして認識できます。 例 上司に「プレゼンが分かりやすくて素晴らしい」と言われて、どの部分が特に評価されたのかを自分で考えてみます。また、上司に直接「どの部分が良かったのか具体的に教えてください」と尋ねることで、自分のパフォーマンスを詳しく知ることができ、さらなる改善や強化が可能になります。