月利30%のトレーダーが「FXは天才じゃなくても稼げる」と断言する理由…「凡才」が大儲けするために必要な、たった1つのこと
トレーダーにとって脅威になる「わかったつもり」
FX上達のコツは地道な基礎の積み重ねと解説しました。多くの初心者トレーダーはFXの基礎学習を怠らずに習得しようとするでしょう。しかし、大きな利益にたどりつけるトレーダーは一握りです。なぜ、基礎学習の徹底がコツであるFXで稼げる人はほんの一握りになってしまうのでしょうか。 FXでなかなか稼げない人が多い理由は、学習の時点で「わかったつもり」になってしまう人が多いからです。トレーダーとして相場の世界で活躍するためには「わかったつもり」を排除する必要があります。トレードの学習は、詰め込んだ知識を実際のトレードでアウトプットすることで意味のある行為になります。知識をインプットするだけではトレードは上達しません。正しい知識をインプットして、正しい手順でアウトプットすることで上達が見込まれます。 インターネットが発達した現代では、多くの人がさまざまな情報に接する機会があるため、インターネットが発達する以前よりは知識のインプットが容易になりました。しかし、情報に触れることが容易になったため「わかったつもり」になってしまう人が増えています。わかったつもりでトレードをしてしまうと、自分のミスに気づけない可能性があります。自分のミスに気づけない結果、同じ原因による損切りを繰り返してしまう可能性が高くなります。 どれだけFXに関するインプットを進めたとしても、自分のトレードの根本的なミスに気づけなければ、安定した利益を収めることはできません。地道な努力を継続することも重要ですが、自分が分かったつもりの状態に陥っていないかを適宜振り返る時間を作ることも必要です。
地道な積み重ねでプロトレーダーを目指そう
今回は、不器用な人でも地道な努力を継続することで、安定的に利益を積み重ねるプロトレーダーになれることを解説しました。 圧倒的なセンスによって利益を上げるトレーダーも存在しますが、多くのトレーダーは継続的な努力によって地位を確立しています。不器用な人でも学習の方法さえ間違えていなければ、トレーダーとして成長するチャンスは存分にあります。 また、トレードの学習をする際の「わかったつもり」は非常に危険です。自分の弱みに気がつかない「わかったつもり」の状態は、トレードから徹底的に排除しなければいけません。自分の弱みを理解し、基礎の徹底を心がけることでFXは見違えるほど上達します。不器用な人でもプロトレーダーを目指せるFXの世界で、あなたも本気の勉強をしてみてはいかがでしょうか。 清水 一喜 株式会社ソーシャルインベストメント 執行役員
