【バレー】男子日本代表 フィリップ・ブラン監督「困難な状況をチーム全体で克服し、勝ち切ったのがよかった。ポーランド戦は大塚達宣、大宅真樹を14人に入れる」VNLドイツ戦会見コメント
6月5日に西日本総合展示場 新館(福岡県北九州市)で行われたバレーボールネーションズリーグ(VNL)2024男子大会ドイツ戦後のフィリップ・ブラン監督の会見コメントをお届けする。 ――苦しい展開もありましたが、よかったところと改善点は? ブラン:まずはドイツ代表に「とても素晴らしい試合でした」という言葉を贈りたい。特に後衛でのディフェンスやパスに関して、素晴らしい試合をしていました。 石川は5セット目に素晴らしいプレーをしました。試合の途中で少し調子を落としましたが、カムバックしたのを見ることができたのはよかったです。 よい点としては試合で困難な状況になったとしても、チーム全体で困難に打ち勝って、勝ち切ったことがよかったと思います。 ――7日のポーランド戦に向けて。 ブラン:この2戦出番が少なかった宮浦健人、深津旭弘、甲斐優斗にチャンスが与えられると思います。その次のスロベニア戦はとても重要な試合なので、その試合で良いリズムでいられるように、ここまでのプレー時間が少なかった選手たちに機会を与えてあげたいと思います。関田誠大が簡単な検査をするため、彼はポーランド戦に登録されず、大宅真樹が深津と一緒に代わりに登録されます。そして、大塚達宣がポーランド戦から14人の中に入ってプレーすることになります。 ――5セット目のサーブ順について。石川選手を1番に持ってきた理由は? ブラン:基本的にはS1が試合を通して苦労したローテーションでした。石川を1番に置くというより、相手の22番の選手が前衛の時に我々のローテーションをどうするか考えて組んだので、結果的には石川のサーブが1番目になりましたけど、それも悪くないオプションだったと思います。西田有志はサイドアウトで60%以上の決定率を持っていたのでとてもよかったと思います。 ――大塚選手がポーランド戦から14人に入ることについての意図は? また、関田選手の検査について可能な範囲で。そして、大宅選手はここまで合宿に参加していなかったと思いますが、今回メンバーに入れる意図も教えてください。 ブラン:とにかく大塚と富田将馬はポーランド戦に登録すると、もともと決めていた組み合わせです。関田は下腿に痛みがあるので、その検査のために今回は外れます。そして、以前からお伝えしているように、まずメイングループ14人程度を作成して、そこに代わる第1番目の候補者をそれぞれのポジションに置いています。大宅は(関田、深津に次いで)3番目のセッターだから呼ばれることになりました。それはもともと決まっていました。