韓国代表、元神戸FWが暫定監督に決定…五輪予選敗退&最有力候補と交渉決裂で未だ後任決まらず
韓国サッカー協会(KFA)は20日、韓国代表の暫定監督にキム・ドフン氏(53)が就任することを発表した。『ニュース1』などの韓国メディアが伝えている。KFAは「監督を選定するための交渉が続いており、6月のAマッチまでに終わらない可能性がある」として、暫定監督を発表したとしている。 【写真】「マジで美人」「可愛すぎてカード出る」現地観戦した女子アナに称賛集まる KFAはアジアカップ後にユルゲン・クリンスマン監督を解任。5月上旬に後任を決定することを目途とし、3月の北中米W杯アジア2次予選はU-23代表チームを率いるファン・ソンホン氏を暫定監督とした。 ファン・ソンホン監督はそのまま正式監督になる可能性も囁かれていたが、U-23代表で10大会ぶりにオリンピック予選敗退となる失態を犯し、計画は白紙になる。KFAは外国人指揮官を候補に絞ったとされ、最有力候補は元リーズ指揮官のジェシー・マーシュ氏とされていた。しかし、マーシュ氏はカナダ代表の監督に就任することが決定。KFA会長の辞任を求める声も高まるなか、5月に入っても後任が決まらずにいた。 暫定的に指揮を執るキム・ドフン氏は1998年から2年間、選手としてヴィッセル神戸に在籍。引退後は指導者となり、蔚山などで監督を務めた。韓国は北中米W杯アジア2次予選のC組で首位に立っており、6月6日にシンガポール、11日に中国と対戦する。