【50代白髪調査隊がゆく! 白髪の悩みQ&A】「もう年だから…」とブルーにならず、白髪を楽しむ!「白髪」だからこそ楽しめる髪色とは? 若い頃のような明るいファッションカラー? グレーヘアに挑戦?
セトッチ:そうですか…。では、私のように白髪が増えてきた人はやはりファッションカラーは諦めたほうがいいですね。 花王 島津:いえいえ、白髪が出てきたら、明るい色はもう楽しめないということではないですよ。 例えば、これ(ルミエスト)は、白髪が少なめの方向けですが、白髪と黒髪のコントラストを少なくしながら染料を入れるので、明るい色でも白髪がしっかりなじむように作られています。 ブラウン系やベージュ系のほか、バイオレット系、ピンク系、アッシュ系など全12色がそろっていますよ。 セトッチ:今までの白髪染めにはなかったような、明るめの色が選べてうれしいです。 花王 島津:毛髪保護成分が配合されているので、指通りがなめらかで、つややかな仕上がりでおすすめです。 もし、白髪が多めで、もう少ししっかり白髪を染めたいということであれば、最近では、ヘアカラーもいろいろ改良されていて、白髪染めの中でも比較的明るめの色みに染められるものもあるので、そういったものを選ぶとよいと思います。 ※写真は花王 「ブローネ ルミエスト」。白髪も黒髪もバランスよく染まり、上の写真のボルドーピンクのほかアッシュなど明るくておしゃれな色ぞろえで、「白髪を気にせず、明るい髪色を楽しみたい」という方におすすめ。1箱でセミロングヘア1回分だが、残りは次にとっておけるのもうれしい
美容師さんのセンスと技で、白髪から明るい髪色にチェンジ
セトッチ:美容室ではどうなのでしょうか? もう10年くらい前になりますが、美容室で髪を染めようとした際に、美容師さんから「白髪をしっかり染めたいなら明るいカラーは難しい。白髪染めでないと…」と言われたことがあります。 でも、最近では美容室でも、私のように白髪になっても明るい髪色を楽しみたいというお客さんが増えているのではないでしょうか。 美容室専売品を取り扱うアリミノの田中さん、いかがでしょうか? アリミノ 田中:そうですね。まずは、お客さまがどんな色、どんな仕上がりを求めるかを美容師さんに伝えれば、使用する薬剤や染め方など、いろいろなヘアカラーの方法を提案してもらえると思います。 しっかりと「真っ黒な髪」にすることが目的であれば、やはり白髪染めを使う必要があるかと思います。一方、白髪を黒髪にするというよりは、目立たなくすればOKで、それよりも明るめの髪色でおしゃれに見せることをご希望でしたら、それにも応えてくれると思います。 ヘアカラー剤自体も、「白髪を染めながら明るい髪色に染める」ことに対応した商品も多く開発されているので、そうしたものを使用してもらうというのもひとつの方法でしょう。 または、白髪をしっかり黒く染めるのではなく、髪全体を軽くブリーチしてトーンを上げつつ、白髪は少し茶色っぽく明るい色に染めるという方法もあります。 黒髪の中に白い髪があると目立ちますが、こうした染め方であれば、全体が明るい色になるので白髪が気にならなくなりますよ。 セトッチ:なるほど。白いものを黒くするのではなくて、黒いほうのトーンを明るくして白を目立たなくする…。逆転の発想ですね。
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