役職停止中でも「スポークスマンの一人」として「発信を強化」 立候補打診は「会った人に息を吐くように」【玉木雄一郎氏インタビュー】
参院選では「少なくとも倍増」目指す
―― 先ほどの178万円をめぐる話題で「それもひっくるめて、参院選で国民の皆さんにご判断いただければ」という発言がありました。衆院選では比例で3議席「取りこぼし」がありましたが、参院選では何人擁立して、何議席の獲得を目指しますか。 玉木: 衆院選の反省からすると、候補者が足りなくて他党に議席を渡す、といったことは絶対なくさないといけません。公募などを通じて、全国で擁立をしっかりしていきます。衆院選の比例票が617万票で、そのまま持っていくと6~7人通ります。前回は(比例は)3人でしたから、少なくとも倍にしたいです。 ―― 選挙区はいかがでしょうか。 玉木: 1人区で勝つのはなかなか容易ではないので、基本的には複数区の戦いかなと思っています。(例外的に1人区では)すでに長崎では擁立していて、そして東京、神奈川、埼玉......こういった複数選挙区では確実に、愛知とか大阪、福岡......こういうところで議席を目指していきたいですね。そうなると今、改選が4議席(選挙区1、比例3)なので、少なくとも倍増を目指したいですね。 ―― 擁立する数についてはいかがですか。 玉木: もっと立てないと駄目ですね。今、全然足りていないので「ぜひ我こそは」と思う人は国民民主党の扉を叩いてもらいたいし、役人出身の人にも出てもらいたいです。今回(衆院選で)受かった中で環境省のキャリア出身の人もいますし、今神奈川で(参院選に向けて)頑張っているのは農水省のキャリア出身の人です。そういう役所出身でも、我々のところ来た方が面白い仕事できますから、反対ばっかりじゃないし......。霞が関の皆さんに「一緒にやらないか」と呼びかけたいです。 ―― 「何人立てる」という具体的な目標はありますか。 玉木: まだないですね。役所出身に限らず、ビジネスの世界で頑張っている人、ITの分野やNPOをやっている人とか、いろいろな人が来てほしいですね。