役職停止中でも「スポークスマンの一人」として「発信を強化」 立候補打診は「会った人に息を吐くように」【玉木雄一郎氏インタビュー】
フリー記者「出禁」への対応は
―― 発信力は玉木代表が一番高いと思うのですが、党の公式会見としては、代表会見は停止中です。 玉木: 榛葉賀津也幹事長の会見に一元化しています。 ―― そこで一部で波紋を広げているのが、フリージャーナリストの横田一さんが「ルール違反」を理由に「出禁」になった件です。横田さんと(フリーカメラマンの)堀田(喬)さんは、昔から「あんな感じ」(横田氏が不規則発言を繰り返し、堀田氏が怒鳴る)なので、このタイミングで出禁になるんだ、という感じもします。 玉木: 私は出禁にしなかったんですよ? 幹事長も言ったように、ちゃんとルールを守ってくれるのであれば(入れる状態を)再開します、と言っています。自分の演説会みたいにしゃべり始めたり、ああいうのは一つの芸なんでしょうけど......。私も基本的にはいくらでも答えますが、他の記者さんが質問できなかったりとか、その(質問の)時間に付き合うのが非常にしんどそうなので......。私の主張発表大会になっているので、ご自身の主張と、質問として聞くことは分けていただいた方がいいかなと思いましたね。 ―― 事前にどれだけ警告したのか、というのは議論があるところです。 玉木: ちょっとそこは榛葉の方で判断したので......。私がまた復帰したら戻っておいで、と言いたいです。それまでにちゃんとルールは守る、ということを榛葉幹事長との間で、しっかりコミュニケーションしておいてもらいたいですね。 ―― 代表会見はずっとウォッチしていますが、議席が増えてから登場人物も増えましたね。すっかり知名度と比例して......(笑)。 玉木: それはいいのですが、それこそ我々が売れない頃からずっといる記者さんたちを前に、1人で15分とか20分とかしゃべっている人もいて、あれはちょっとやりすぎだと思いますね。どんな教育を受けたらあんなことになるんだろうと思います。人様の迷惑を考えないと......。