最高額は誰だ! J1新外国人選手、市場価値ランキング1~10位。2024シーズン期待の助っ人たち
3位:オラ・ソルバッケン(浦和レッズ) 生年月日:1998年9月7日 所属元:ASローマ(イタリア) 国籍:ノルウェー 市場価値:300万ユーロ(約4億2000万円) イタリアの名門であるASローマから浦和レッズへ期限付き移籍しているオラ・ソルバッケンは市場価値300万ユーロ(約4億2000万円)で3位にランクインした。クラブの総市場価値ランキングでダントツの1位(2688万ユーロ/約37億6320万円)につけている浦和レッズの2選手がトップ5に名を連ねる結果となった。 ノルウェー代表のWGであるソルバッケンが市場価値を高めたのは、母国のFKボデ/グリムト在籍時である。加入した2020シーズン序盤は出場機会が限られていたが、リーグ戦終盤からスタメンとして定着し、2021シーズンには26試合出場6ゴール6アシストの成績を残してクラブのリーグ連覇に貢献した。2022シーズンは負傷により出場が限られていたが、15試合出場4ゴール6アシストを記録し、2023年1月にASローマへのステップアップ移籍を果たした。 ソルバッケンがボデ/グリムトに加入した際の市場価値は30万ユーロ(約4200万円)であったが、ローマ加入時には自己最高金額の350万ユーロ(約4億9000万円)と、11倍以上の値になっていた。しかし、ASローマでは十分な出場時間が得られず、14試合出場で1ゴール2アシストと金額に見合った活躍は見せられず。、2023/24シーズンにレンタル移籍したギリシャの強豪オリンピアコスでもリーグ戦の出場は5試合であった。 現在は自己最高金額から市場価値を落としてしまったソルバッケンだが、欧州で実績を残してきだけに浦和でのプレーにはやはり注目が集まる。クラブをタイトルに導けるだろうか。
2位:サミュエル・グスタフソン(浦和レッズ) 生年月日:1995年1月11日 前所属:BKヘッケン(スウェーデン) 国籍:スウェーデン 市場価値:300万ユーロ(約4億2000万円) 300万ユーロ(約4億2000万円)の市場価値を持つのは、浦和レッズのサミュエル・グスタフソンだ。グスタフソンは187cmの長身の守備的MFで、現役のスウェーデン代表選手である。前所属のBKヘッケン(スウェーデン1部)ではUEFAヨーロッパリーグ(EL)でプレーした経験も持つ。 グスタフソンはBKヘッケンの下部組織で育ち、2014年1月にトップチーム昇格を果たした。翌2015シーズンからスタメンに定着し、2016年8月にセリエAのトリノへ移籍するまでの3シーズンでリーグ戦通算65試合出場11ゴール12アシストという成績を残している。 トリノでは満足いく活躍を見せられなかったものの、転機となったのは2021年7月のBKヘッケンへの復帰であった。復帰初年こそ怪我によりリーグ戦は4試合出場にとどまったが、翌2022シーズンから定位置をつかみ、クラブのリーグ初優勝に大きく貢献する。浦和レッズ移籍前の2023シーズンはリーグ戦29試合出場8アシストを記録し、中盤の底でプレーしながらも多くのチャンスを創出した。 BKヘッケン復帰当初の市場価値は70万ユーロ(約9800万円)であったが、前述の活躍により、現在は自己最高額の300万ユーロまで金額を伸ばした。グスタフソンは2023シーズンをキャプテンとしてプレーしており、浦和ではリーダーシップを発揮することも期待されている。