ジンチェンコ不満表明!? 冨安に左SBの定位置奪われ、バイエルン・ミュンヘン移籍
アーセナル所属のウクライナ代表主将オレクサンドル・ジンチェンコ(27)が今季の出場時間に不満を抱き、移籍を希望していることが明らかになった。 英サッカーサイト「フットボール・インサイダー」などによると、出場機会を求め、マンチェスターCからアーセナルへ移籍してきたジンチェンコだが、今季は北ロンドンの名門でも出番が減っている。 「フットボール・インサイダー」は、日本代表DF冨安健洋とポーランド代表DFヤクブ・キビオルに序列を下げられたと指摘するが、プレミアリーグの終盤6試合でジンチェンコが先発した試合はなし。マンチェスターCとつば迫り合いの優勝争いを展開したこの6試合中、故障から復帰した冨安が最後の5試合を先発している。 この起用法を見ても、アルテタ監督が無事なら冨安先発とした左SBの序列は明らか。2つ年下の日本代表DFが台頭したことで、ウクライナ代表主将を務める自在性の高い左SBがチームからはみ出した。 同サイトは、移籍先はバイエルン・ミュンヘンが有力として、アーセナル側は3000万ポンド(約61億2000万円)以上のオファーがあればジンチェンコの移籍を容認する意向だと伝えている。
報知新聞社