最高額は誰だ! J1新外国人選手、市場価値ランキング1~10位。2024シーズン期待の助っ人たち
5位:イブラヒム・ドレシェヴィッチ(FC町田ゼルビア) 生年月日:1997年1月24日 前所属:ファティ・カラギュムリュク(トルコ) 国籍:コソボ 市場価値:190万ユーロ(約2億6600万円) トルコのファティ・カラギュムリュクからFC町田ゼルビアに移籍したコソボ代表のセンターバック、イブラヒム・ドレシェヴィッチが市場価値190万ユーロ(約2億6600万円)でランキングの5位につけている。これは町田の全選手の中で最高金額の市場価値である。 ドレシェヴィッチはスウェーデン出身で、母国のエルフスボリでプロキャリアをスタート。同国の年代別代表に招集された経験もある。その後、オランダのヘーレンフェーンを経て、2022年7月にファティ・カラギュムリュクに移籍した。 トルコ移籍当時の市場価値は80万ユーロ(約1億1200万円)だったが、加入後すぐに主力として活躍したこともあり、約1年で市場価値は倍近く上昇し、2023年6月に市場価値150万ユーロ(約2億1000万円)と評価された。2023/24シーズンもコンスタントに試合に出場しており、市場価値を伸ばし続けている中での町田移籍となっている。町田は元日本代表の昌子源を獲得するなど、守備陣を充実させており、2024シーズンはDFのスタメン争いも注目だ。 今回のランキングからは、昇格組の町田とジュビロ磐田が積極的に市場価値の高い外国人選手を獲得していることがわかる。また、町田は2024シーズン開幕前の補強によって、J1クラブの総市場価値ランキングでは現時点で7位(1623万ユーロ/約22億7220万円)に躍り出ている。
4位:ヴィトール・ブエノ(セレッソ大阪) 生年月日:1994年9月5日 前所属:アトレチコ・パラナエンセ(ブラジル) 国籍:ブラジル 市場価値:250万ユーロ(約3億5000万円) 4位にランクインしたのは、セレッソ大阪に移籍したブラジル人、ヴィトール・ブエノだ。市場価値250万ユーロ(約3億5000万円)と評価されている。移籍情報サイト『transfermarkt』によると、セレッソが支払った移籍金は320万ユーロ(約4億4800万円)とされており、期待の大きさが伺える。 ブエノの自己最高額の市場価値は、ブラジルの名門サントスFC所属時の2016年9月に記録した500万ユーロ(約7億円)だ。ブエノは2016シーズンを最終的にリーグ戦33試合出場9ゴール2アシストで終えた。しかし翌シーズンは怪我によりリーグ戦の出場が8試合にとどまり、以降は市場価値を落としていくこととなった。 ブエノはウクライナの強豪ディナモ・キエフなどでプレーしたが市場価値を回復させることはできず、2021年12月には130万ユーロ(約1億8200万円)まで価値を落とした。しかし昨シーズンはブラジル1部のアトレチコ・パラナエンセでリーグ戦32試合出場5ゴール5アシストの成績を残し、市場価値を現在の金額まで伸ばすこととなった。 ブエノは昨シーズンを主に攻撃的MFや右WGとしてプレーし、ミドルシュートも持ち味にしていた。タレント揃いのセレッソでは、どのようなプレーを見せてくれるだろうか。