最高額は誰だ! J1新外国人選手、市場価値ランキング1~10位。2024シーズン期待の助っ人たち
7位:ナ・サンホ(FC町田ゼルビア) 生年月日:1996年8月12日 前所属:FCソウル(韓国) 国籍:韓国 市場価値:110万ユーロ(約1億5400万円) 市場価値ランキングの7位にランクインしたのは、FC町田ゼルビアに加入した韓国代表のWGナ・サンホだ。市場価値110万ユーロ(約1億5400万円)と評価されている。J1初挑戦となる町田は積極的に補強を行なっている。市場価値のみならず実績を考えても、ナ・サンホは目玉補強の1つと言っていいだろう。 ナ・サンホは2019年から2020年までFC東京でプレーしており、町田への移籍でJ1再挑戦となる。韓国復帰時の2020年6月の市場価値は55万ユーロ(約7700万円)であった。2019年から2020年までFC東京でプレーしており、これがJ1再挑戦となるナ・サンホの市場価値は韓国復帰時で55万ユーロ(約7700万円)だったが、2021年1月に完全移籍したFCソウルで価値を上昇させていく。2023シーズンはリーグ戦38試合出場12ゴール4アシストを記録し、月間MVPに2度選出される活躍を見せた。とりわけ開幕12試合までに8ゴール2アシストを記録しており、同年6月には自己最高額となる130万ユーロ(約1億8200万円)の市場価値と評価されている。 黒田剛監督のもと、2位ジュビロ磐田に12ポイントもの大差をつけ悲願のJ2制覇とJ1昇格を果たした昨季の町田。初挑戦となるJ1の舞台でどのような戦いを見せるか、多くのファンが注目しているだろう。その中で、いきなり10番を託されたナ・サンホはキーマンになるはずだ。 黒田剛監督のもと悲願のJ1昇格を果たした町田。昨シーズンは2位のジュビロ磐田に12ポイントもの勝ち点差をつけてJ2優勝を果たした。
6位:マテウス・ペイショット(ジュビロ磐田) 生年月日:1995年11月16日 前所属:アトレチコ・ゴイアニエンセ(ブラジル) 国籍:ブラジル 市場価値:150万ユーロ(約2億1000万円) 市場価値ランキングの6位にランクインしたのはジュビロ磐田のマテウス・ペイショットだ。その市場価値は150万ユーロ(約2億1000万円)であり、クラブ唯一の100万ユーロ(約1億4000万円)超えとなっている。ペイショットは身長190cmの大型センターフォワードで、長身を活かした強烈なヘディングは脅威だ。 ブラジル人のペイショットは同国のクラブを転々と渡り歩いた後、2021年7月にウクライナのFCメタリスト・ハルキウ(当時国内2部)に移籍した。加入後のリーグ戦で16試合出場14ゴールと得点力を発揮し、移籍してから約4ヶ月で市場価値は70万ユーロ(約9800万円)から150万ユーロへと倍以上に伸びることとなった。 しかし、2022年3月のブラジル復帰後から得点力があまり発揮されていないのは気になるところ。リーグ戦通算43試合で6ゴールにとどまる。それが影響してか、市場価値も2021年12月に自己最高額の150万ユーロを記録して以降は横ばいとなっている。 昨シーズン、2桁得点者がいなかった磐田がペイショットに期待するのはやはりゴールだろう。2022シーズンはJ1復帰後1年でJ2降格となってしまった磐田だが、ペイショットが市場価値に見合った活躍を見せ、復権となるだろうか。