ラムジェット、チャンピオンズC2週前追い切り速報/栗東トレセンニュース
12月1日(日)に中京競馬場、ダート1800mで行われるチャンピオンズカップ。ここに出走を予定しているラムジェット(栗東・佐々木晶三厩舎)が先週に引き続き、栗東へ駆け付けた三浦皇成騎手が跨っての2週前追い切りを行っている。 【写真】ラムジェットのこれまでの軌跡 CWでゲンパチムサシを追走する形。ただ、1コーナーから2コーナーを回っていく時点で7馬身近くの差があり、3コーナーから4コーナーでは先頭がどんどん速いラップを刻んでいったので、2頭の差は詰まるどころかひらくばかり。ただ、この状況も想定していたようで、佐々木晶三調教師からジョッキーへは前との差がひらいたら、無理に追いつかなくてよいという指示を出していた。 そんなこともあって、ラムジェットが4コーナーを回った時はゲンパチムサシが80mくらい離れているという差。無理に追いつくことをせず、ラムジェットのペースで最後の直線加速していくと、前が失速気味だったこともあり、ぐんぐんと差が詰まっていく。最後はしっかり前を交わして、結果的には先着でゴールとなった。 時計は6F79.3~5F64.8~4F50.9~3F36.9~2F23.5~1F11.6秒。前走時は促しても併せ馬で少し遅れ気味なところがあったが、今回は気持ちがすごく前向き。今回のように速い時計をマークしても、追い切り直後にはすぐにケロッとしており、状態に関しては前走よりも今回の方が圧倒的に良さそうだ。 (取材・文:井内利彰)